検証済み!車載WiFiルーターDCT-WR100Dのデメリットをチェック

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検証済み!車載WiFiルーターDCT-WR100Dのデメリットをチェック

(※この記事は2024年1月23日に更新されました)

DCT-WR100Dのデメリットを教えて!

車の中がWiFi使い放題。

DCT-WR100Dなら、そんな夢が、月わずか1,100円で叶います

車の中がネット使い放題になれば、スマホの回線使用量を気にする必要がなくなります。

ドライブ中に家族や彼氏、彼女にiPadでNetflixを見せてあげる、なんて使い方もありますね。

車の中がネット使い放題になることで、生じるメリットは計り知れません。

車の中でWiFi環境を構築したいなら、車載専用のWiFiルーター「DCT-WR100D」が候補に上がるでしょう。

なんといっても、月1,100円でネットが使い放題なのはデカいです!

ただ、いくつかデメリットがあるのも事実。

車を停車してから1時間でネットが使えなくなりますし、同時接続台数は5台までの制限あり。

UIMカード(スマホでいうSIMカード)に2年の有効期限だってあります。

それなりに重さのあるデメリットですね。

ここが車載用WiFiルーター「DCT-WR100D」の導入を判断する、重要なポイントになります。

今回の記事では、車載用Wi-Fiルーターカロッツェリア「DCT-WR100D」を、実際に2年間使って感じたメリット・デメリットを含めて詳しく解説していきます。

どうぞ最後までお付き合いください!

特集記事:車内部屋化の極意:快適な移動空間を自分仕様にアレンジ!

柚子

モバイルルーターや、スマホのテザリング機能でも
同じように車でネットが使えるんじゃない?

atchk

それだと月3,000円くらい掛かっちゃうだろ?
「DCT-WR100D」は、月1,100円でネット使い放題だからな。
インド人もびっくりだぜ!

目次

車載用WiFiルーターカロッツェリアDCT-WR100Dをレビュー

カロッツェリアDCT-WR100D
カロッツェリアDCT-WR100D

小さいけど感度抜群の車載用WiFiルーターです

電源電圧DC12 V/24 V(専用シガーライター電源ケーブル付属)
消費電力1.2 W(typ)(12 V 入力時)
UIM カードnanoUIM
外形寸法91.5 mm × 16 mm × 44.5 mm( 幅 × 高さ × 奥行)
対応規格IEEE 802.11 b/g/n( 2.4 GHzのみ)
最大同時接続台数5 台
通信速度受信最大 150 Mbps(ベストエフォート方式)

送信最大 50 Mbps(ベストエフォート方式)

愛車が簡単にWi-Fiスポットになる、車載用Wi-Fiルーター

ドライブ中はみんながオンラインコンテンツを楽しみ放題!​

運転席では音楽ストリーミングサービスを、助手席ではスマホで最新情報をチェック。​
後席ではスマホやストリーミングメディアプレーヤーなどを使い、YouTubeや映画、アニメなどをリアモニターで夢中になって観ている。クルマに乗る誰もが、シチュエーションに応じて自分らしくオンラインを活用できます。

公式サイトから引用

ネットを使うにはdocomo in car connectの回線契約が必要

ネットに繋がるとブルーのLEDが点灯
ネットに繋がるとブルーのLEDが点灯

DCT-WR100D」本体を購入しただけでは、ネットを使えませんので、docomo in car connectで車専用のモバイル回線を契約します。

通常のスマホ回線の料金とくらべると、とても安価な料金設定になっているのがうれしいですね。

月単位の契約でも1,650円(税込)で安いのですが、365日の年契約だと月あたり1,100円(税込)でネット使い放題になるので、とてもお得です!

利用期間利用料金
1日(24時間)550円(税込)
30日1,650円(税込)
365日13,200円(税込)

実際に車載用ルーター使ってわかったメリット

  • iPad WiFiモデルをカーナビとして活用できる
  • そこそこ安定したスピードで繋がる
  • 月額1,100円(税込)でネット使い放題
  • パイオニアとdocomo、端末も回線も安心のブランド性

iPad WiFiモデルをカーナビとして活用できる

車にネット環境があれば、iPadのWiFiモデルを「カーナビ」として活用できる。
車にネット環境があれば、iPadのWiFiモデルを「カーナビ」として活用できる。

単独ではネット接続出来ない「iPadのWiFiモデル」ですが、車にインターネット環境があれば高性能な「カーナビ」として利用できます

別途「GPSレシーバー」を準備する必要がありますが、iPadのカーナビ化はなかなか強力です。

「ヘディングアップ」や「リルート」が出来るのはもちろん、使い慣れたiPadの大画面で操作する感覚は、通常のカーナビを凌駕します。

Yahoo!カーナビアプリを使えば、値段が高い上に面倒な「地図の更新」もありません。

もちろん、通常の「iPad」として使えるので、楽しみ方は自由自在ですね。

iPad WiFiモデルのカーナビ化については、下記で詳しく記事にしています。

そこそこ安定したスピードで繋がる

docomo in car connect実測(iPhone13ProMaxを使用)
docomo in car connect実測(iPhone13ProMaxを使用)

docomoのLTE回線なので、日本全国ほとんどの場所で繋がります。

回線速度の公称値は150 Mbpsですが、東京都江東区で実測値を計測してみたところ、下り8.05Mbps、上り10.91Mbpsでした。

高速な回線……とはいかないまでも、まあ実用的なスピードと言えるんじゃないでしょうか。

出先でNetflixを見るくらいは問題ない速度ですね。

月額1,100円(税込)でネット使い放題

365日プランを契約した場合、月額1,100円(税込)でネットが使い放題になります

楽天モバイルの最強プランの月額3,278円(税込)と比べると、その差2,178円

しかし「DCT-WR100D」には、停車中のネットの利用に制限があるという大きなデメリットがありますので、差額2,178円をどう考えるかがポイントですね。

車中泊時や停車中もネットを使いたいということであれば、他社のモバイルルーターを選択することで、停車中もネットが使えます。

DCT-WR100D」の停車中の制限については、デメリットの項目で詳細を説明します

回線docomo in car connect楽天モバイルGMOとくとくBB
月額料金1,100円
※365日プラン
3,278円3,784円
※12ヶ月目まで
回線種別docomo4G LTE回線楽天モバイル 4G、5Gau 4G、5G
停車中の利用制限あり制限なし制限なし
違約金料金前払いなしなし
主なモバイル回線の一覧
おトクなインターネットは【GMOとくとくBB】 楽天回線エリアなら高速で完全データ使い放題

パイオニアとdocomo、端末も回線も安心のブランド性

国内一流メーカーと最大手キャリアの組み合わせは安心できる
国内一流メーカーと最大手キャリアの組み合わせは安心できる

安いだけの商品であれば、海外製品も含めると沢山の商品がありますが、「DCT-WR100D」は安かろう悪かろうの商品ではありません。

カロッツェリア製のルーターとdocomo回線の最強の組み合わせです。

端末や回線に不具合が出たとしても、メーカーやキャリアにすぐに対応してもらえるのはありがたいですね!

海外の安価な製品だとそうは行かないので、泣き寝入りすることもよく聞く話です。

保証って大切ですね!

実際に車載用ルーターを使ってわかったデメリット

  • 停車中はネット回線の使用に時間制限がある
  • UIMカードには2年の利用期限がある
  • 端末の同時接続数は5台まで

停車中はネット回線の使用に時間制限がある

停車してから1時間程度でネット回線が途切れます。

またエンジンを掛けて、車を動かさないまま停車していると30分程度でネット回線が途切れます。

制限時間はなかなか曖昧なので短くなることが多いですが、制限時間が伸びた経験はありません

基本的にドライブ中にネットが使い放題になるサービスなので、停車中のネット利用を歓迎していません。再度ネットにつなげたい場合、「DCT-WR100D」本体のLEDがブルーになるまでの間、一定距離を走行する必要があります。

DCT-WR100D」本体のLEDがブルーのときはネット使用可、グリーンのときは不可です。制限時間が近づくと、ブルーのLEDが点滅し始めます。

わかりやすいですね。

パイオニア公式サイトから引用

UIMカードには2年の利用期限がある

DCT-WR100D」購入時にセットされているUIMカード(スマホでいうSIMカード)の利用制限は2年。

継続して使いたい場合は、2年ごとにUIMカード(5,500円税込)を買い替える必要があります。

回線利用料金の他にも、2年ごとに5,500円の維持費が掛かることは、頭に入れておいたほうが良さそうです。

パイオニア公式サイトから引用

端末の同時接続数は5台まで

同時接続数は5台に制限されています。

これを多いと感じるか、少ないと感じるかは利用者の環境によりますね。ミニバンなど7人乗りの車だと、同乗者数によってはWiFiに繋ぐことができない人も出てきそうです。

想定されている利用者数は、5人乗りの車に5名といった感じでしょうか。

atchk

俺の場合、一人で乗ってても足りないんだが……。

柚子

運転しながら何にWiFiをつかってんだ!

DCT-WR100Dオプションや注意点

DCT-WR100Dはシガーソケット使って給電しますが、社外品のUSBケーブルが販売されていますので、USB接続で使いたい方は購入を検討してみてください。ただ純正品ではないので、不具合なく使えるかどうかは自己責任になります。Amazonの評価は概ね良い様です。

シガーソケットやUSBポートを使いたくない場合は、純正オプションで電源ケーブル「RD-WR001」が販売されています。こちらの電源ケーブルの方が、すっきり収まりそうですね。

純正品は安心です。

取り扱いの注意点として挙げられるのが、「DCT-WR100D」本体と電源ケーブルの繋ぎ目がとても貧弱なこと。配線に負担を掛けないよう気をつけてください。

断線したことはありませんが、細い配線が剥き出しになっているため、雑に扱うとすぐに切れてしまいそうです。

心配な方は、ビニールテープなどを使って補強しておくことをお勧めします。

私は断線防止に保護カバーをつけています。

DCT-WR100Dを家で使いたい

残念ながら「DCT-WR100D」を家で使うことはできません。車載専用のWiFiルーターなので、それは仕方ないですね。

車以外でWiFiを使いたい場合は、モバイルルーターやスマホのテザリング機能を使いましょう。

「家でも車でも外出先でもWiFi環境が欲しい」

そんな贅沢な希望に添えるのが「イーサネットテザリング」です。

イーサネットテザリング」については以下の記事で、詳しくご紹介しています。

検証済み!車載WiFiルーターDCT-WR100Dのデメリットをチェックまとめ

カロッツェリア「DCT-WR100D」は車専用のWiFiルーターです。

docomo in car connectのLTE回線を契約することで、月額1,100円でネット回線が使い放題になります。他社製のモバイルルーターと比べると破格の料金設定ですね!

最大5台までの同時接続が可能で、ギガの残りを気にせずに高音質でApple Musicを聴いたり、同乗者にWiFiを提供したりと、ドライブがさらに楽しくなるのは間違いありません。

ただ停車中の利用には時間制限あるため、利用したい環境によっては合わない可能性もありますが、車にWiFiがあることによるメリットは大きいですよ。

この記事が、車のWiFi環境構築を検討されている方の参考になれば幸いです!

特集記事:車内部屋化の極意:快適な移動空間を自分仕様にアレンジ!

今回レビューしたカロッツエリアDCT-WR100Dはこちら

小さいけど感度抜群の車載用WiFiルーターです

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