
「車にカーテンをつけるなんてヤバくない? それ、違法じゃないの?」
ネットでLevolva(レヴォルヴァ)の車用カーテンを見つけたとき、私もそう思いました。
なんだかスモークフィルムよりもちょっと怪しいし、ヤンキーっぽく見えるのでは……なんて先入観もありました。
ところが、実際に80系ノアに取り付けてみると、その印象はガラリと変わりました。
外からの眩しい光が遮られて、車内のお昼寝がぐっと深くなるんです。
目が覚めたときには「今は朝? それとも夜? ……いや、休憩中だった!」と一瞬わからなくなるほど。
さらに、夏場のエアコン効率もアップ。
25.5度設定でも車内がスーッと涼しくなり、「これなら車中泊でも快適に過ごせそうだ」と実感しました。
もちろん、良いことばかりではありません。
走行中に2列目のカーテンを閉めていると死角ができて危険ですし、街中でカーテンを閉めっぱなしにしていると「車の中で何をしているの?」と怪しく見られてしまうこともあります。
それでも、車種専用設計ならではのフィット感と安心感は、汎用品や100均アイテムでは得られないものです。
この記事では、そんなLevolvaの車用サイドカーテンのメリットとデメリット、取り付けの工夫、そして気になる違法性の問題までを、実体験を交えて徹底レビューしていきます。
- 車のカーテンは違法なのか?安全に使うためのポイント
- Levolva(レヴォルヴァ)の評判と口コミ、実際の使用感
- 80系ノアでの取り付け手順と快適に使う工夫
- メリットとデメリットを踏まえた導入判断の目安
車中泊や車内テレワークを快適にするアイテムをまとめた記事もあります。
▶ 快適な車中泊&車内テレワーク環境を実現!車を「部屋化」するアイテム14選!
車のカーテンは違法?まずは法律とルールを整理
車にカーテンを取り付けると「違法じゃないの?」と不安に感じる方は多いです。
ここでは道路交通法や車検での扱いを整理しながら、安全に使うためのポイントを解説します。
道路交通法で禁止されているのはどこまで?
道路交通法では「運転に必要な視野を妨げるもの」を設置したまま走行することを禁止しています。
つまり、運転席や助手席の窓にカーテンを付けて走行するのは完全に違反。
警察に止められる可能性もあり、実際に反則金や減点の対象になることもあります。
運転席と助手席にカーテンはNG、後部座席は合法
一方で、2列目以降の後部座席やリアウインドウにカーテンを付けることは合法です。
私も80系ノアで使っていますが、走行中は2列目であってもカーテンを開けて視界を確保するようにしています。
巻き込み確認が甘くなると危険だからです。
後部のカーテンについては、閉めっぱなしでも問題ありません。
実際の車検ではどう判断されるのか
車検では「取り付けた状態で前方や左右の視界を妨げていないか」がチェックされます。
そのため、フロントガラスや運転席周りに干渉しない限り、Levolvaのサイドカーテンは基本的に車検に通ります。
私もカーテンを付けっぱなしで車検を受けましたが、後部座席のカーテンで指摘されたことは一度もありません。
「捕まった」体験談の真相と誤解されやすい点
ネット上では「カーテンをつけて捕まった」という声も見かけます。
しかし、その大半は走行中にフロントや運転席の窓を閉めていたケースです。
トラックの運転席窓にカーテンがついているのを見たことがありますよね?
アレ、実は完全にアウトなんです。
正しくルールを守っていれば問題になることはありません。
大事なのは「走行中は運転席周りは開けておく」という基本を徹底することですね。
Levolva(レヴォルヴァ)の車用カーテンを80系ノアに取り付けてみた

ここでは、私が実際に80系ノアにLevolvaのカーテンを取り付けた体験をご紹介します。
車種専用設計ならではのフィット感や、作業中に工夫したポイントを、写真つきレビューでお届けします。
車種専用設計のフィット感はまるで純正品
Levolvaを選んだ理由のひとつが「車種専用設計」であることです。
汎用のカーテンではどうしても隙間ができたり、見た目が安っぽくなりがちですが、専用品はやはり違います。
実際に取り付けてみると、窓枠にピタッと収まり、純正アクセサリーのような自然さでした。
カーテンを開け閉めしても引っかかりがなく、毎日の使い勝手もとてもスムーズです。
取り付け作業に必要な道具と下準備
基本的に付属の取り付けパーツで完結しますが、あると便利なのが「マスキングテープ」と「脱脂用アルコール」です。
取り付け位置を仮固定してズレを防ぐため、マスキングで位置決めしてから貼ると安心。
下準備をしっかりしておくと、後で剥がれてくる心配がぐっと減ります。
両面テープとプライマーでカーテンレールを強力固定するコツ
カーテンレールの固定には、両面テープを使用します。
そのまま貼るよりも、脱脂してから付属のプライマーを塗布して貼ると、接着力が段違いに高まります。
また、カーテンレールを取り付けたその日に、カーテンを付けてしまうと、剥がれやすくなるので注意が必要です。
カーテンは取り付けずに、そのまま一日は放置してください。
夏場の高温でも剥がれず、安心して使えるようになります。
「ここで手を抜かないこと」が、長持ちの秘訣だと感じました。
さらに、カーテンレールの長さが微妙に違うため、上下を間違えないよう、気をつけてくださいね。
リアウインドウはリベット留めでしっかり固定

リアの大きなガラス部分には、リベットを使う仕様でした。
最初は「ちょっと大変かな」と思いましたが、実際は数分の作業で完了しました。
一度固定してしまえばビクともしないので、走行中の振動でも安定しています。
内張に穴を開けてリベット留めをしますが、DIYに慣れていない方でも、説明書通りに進めれば問題なく取り付けられると思います。
実際に使って感じた3つのデメリット

- 2列目のカーテンを閉めると、巻き込み確認がしづらくなって危険
- リアウインドウのカーテンを閉めるとルームミラーが使えない
- 街中で閉めっぱなしだと「怪しい」と思われる
Levolvaのカーテンは、とても満足度の高いアイテムです。
しかし、正直に言うと「ここは注意が必要だな」と感じた点もありました。
ここでは、実際に使ってわかった3つのデメリットを紹介します。
デメリット① 2列目のカーテンを閉めると、巻き込み確認がしづらくなって危険
走行中に2列目のカーテンを閉めっぱなしにすると、左右後方の視界が遮られ、巻き込み確認が甘くなってしまいます。
特に、自転車や歩行者、隣車線を走る車両を見落とす危険があり、重大な事故につながりかねません。
私は走行中は必ず2列目カーテンを開けるようにしており、これは絶対に守るべきポイントだと感じています。
デメリット② リアウインドウのカーテンを閉めるとルームミラーが使えない
リアウインドウのカーテンを閉めると、ルームミラーで後方確認ができなくなります。
私はデジタルインナーミラーを併用しているので大きな不便はありませんが、純正ミラーしかない車だと後方確認が難しくなるかもしれません。
バックカメラやデジタルインナーミラーを装備しておくと安心ですね。
デメリット③ 街中で閉めっぱなしだと「怪しい」と思われる
プライバシーを守れるのは便利ですが、街中で停車中にすべてのカーテンを閉めていると、「なんだか怪しい車だな」と見られることがあります。
特にカーテン全締めで真っ黒にすると、どうしても「やんちゃっぽい」印象を与えてしまいます。
必要な場面だけ使い分けることが、スマートに利用するコツだと思いました。
Levolva車用カーテン6つのメリット

- 車のDIY初心者でも1時間程度で取り付け可能
- 外部の視線を遮りプライバシーを確保
- 真夏の日差しと紫外線対策に効果的
- エアコン効率がアップして快適空間に
- サンシェードよりも開け閉めが圧倒的に楽
デメリットもありますが、私がLevolvaを導入して「本当に良かった!」と感じた点は数多くあります。
ここでは、実体験から特に強調したい6つのメリットを紹介します。
メリット① 車のDIY初心者でも1時間程度で取り付け可能
取り付けは、想像以上に簡単でした。
説明書がわかりやすく、部品も車種専用品なので迷うことなく進められます。
DIYに慣れていない人でも、休みの日にサクッと取り付けられるレベルです。
私も一人で1時間ほどで終わり、「これなら誰でもできるな」と感じました。
メリット② 外部の視線を遮りプライバシーを確保
Levolvaカーテンを閉めると、外から車内がほとんど見えなくなります。
車中泊のときも、コインパーキングでの休憩のときも、人目を気にせず過ごせる安心感があります。
「誰かに見られているかも…」という心理的ストレスが減るのは、大きなメリットです。
メリット③ 真夏の日差しと紫外線対策に効果的
カーテンを閉めることで、日差しをしっかり遮ることができます。
夏場は直射日光を防ぐだけでなく、UVカット効果で車内の劣化防止にも役立ちます。
私も車内でカメラやガジェットを置くことが多いので、紫外線を防げるのは非常にありがたいと感じています。
メリット④ エアコン効率がアップして快適空間に
Levolvaを付けてから実感したのが、エアコン効率の向上です。
25.5度設定でも、ミニバンの広い車内がしっかり冷えるようになりました。
以前は真夏になるとエアコン全開でも物足りなかったのに、今ではすぐに涼しく快適になります。
メリット⑤ サンシェードよりも開け閉めが圧倒的に楽
よくある銀マット型のサンシェードは、設置や片付けが面倒ですよね。
その点、カーテンならサッと引くだけで完了。
特に休憩中や仮眠時に「すぐ隠せる」手軽さ※、想像以上に便利でした。
日常的に使うなら、断然カーテンの方が実用的です。
メリット⑥ 後部座席は道路交通法違反にならない
法律上問題になるのは、運転席と助手席、フロントガラスにカーテンを付けた場合のみです。
後部座席にカーテンを設置して閉めること自体は、違反になりません。
そのため、安心して「車中泊やプライベート空間づくり」に活用できるのです。
「違法だったらどうしよう」という不安を解消できるのも、大きなメリットのひとつです。
快適に使うための工夫と相乗効果を得られるおすすめアイテム

Levolvaのカーテンは、そのままでも十分便利です。
しかし、ちょっとした工夫やアイテムを組み合わせることで、さらに快適に使えるようになります。
ここでは、私が実際に試して効果を感じた工夫を紹介します。
2列目カーテンの開閉方向を工夫して邪魔を減らす
走行中は2列目のカーテンを開けておく必要がありますが、開け方を工夫するだけで使い勝手が大きく変わります。
私は後方に寄せてまとめるようにしており、これなら左右後方確認の邪魔になりません。
逆に前側に寄せると、2列目と3列目の間の視線をふさいでしまうので、おすすめしません。
やり方は簡単。
左右のカーテンを入れ替えるだけです。
デジタルインナーミラーとの相性が抜群
リアウインドウのカーテンを閉めると、純正ルームミラーでは後方が見えなくなります。
しかし、デジタルインナーミラーを使えば問題なしです。
私も「ドリームメーカー DMDR-25」というデジタルインナーミラーを併用していますが、後方映像が常にクリアに映るので安心です。
Levolvaのカーテンと組み合わせることで、プライバシー確保と安全性を両立できますね。
リアウインドウをカーテンで仕切っても、デジタルインナーミラーなら問題ありません。
▶ 夜間も安心!デジタルインナーミラーで「後ろが見えない」問題を本気で解決【最新機種も紹介】
夏の車中泊はポータブル電源やスポットクーラーもおすすめ
昼間はカーテンで日差しを遮っても、夏の夜は車内が蒸し暑くなります。
そこで役立つのが、ポータブル電源や小型のスポットクーラーです。
私も夏場はポータブル電源を積んでスポットクーラーを動かしたいところですが、値段がネックでまだ購入できていません(笑)
Levolvaのカーテンでプライベート空間を作り、エンジンを止めた状態でもポータブル電源で温度をコントロールできるのが、最強の組み合わせだと思います。
車内での作業をより快適にするアイテムもあります。
▶ 【車内PC作業に最適】IKEAの膝上クッションテーブルをレビュー|無印良品とも比較!
フロントウインドウには常時設置型ロール式のシンシェードが最適
後部座席のカーテンでプライバシーを守っても、フロントガラスが丸見えでは意味がありません。
そこでおすすめなのが、「シンシェード」です。
常時設置型のロール式サンシェードで出し入れが簡単、しかも合法的に使える優れものです。
フロントガラスの遮光なら、常時設置できるシンシェードもおすすめです。
▶ シンシェードは車検に通る?通らない?口コミ・評判とデメリットを購入者が徹底解説!
ロール式だから出し入れがとにかく楽
一般的なサンシェードは、使うたびに折りたたんだり広げたりと面倒です。
しかし、シンシェードはスッと引き出して使え、不要なときはフロントガラス上部のロールに収納できます。
この快適さを一度体験すると、もう元のサンシェードには戻れません。
Levolvaカーテンとの組み合わせで真価を発揮
後部座席にはLevolva、フロントにはシンシェード。
この組み合わせによって、車内はまるで自分だけの部屋のようなプライベート空間になります。
昼寝や車中泊はもちろん、車内テレワークのときにも外からの視線を完全にシャットアウトできるのは、とても心強いです。
車のカーテンは違法?Levolvaの評判や口コミでよくある質問まとめ
- 車のカーテンは違法ですか?
-
運転席や助手席窓、フロントウィンドウにカーテンを取り付けたまま走行するのは違法です。道路交通法で視界を妨げる行為が禁止されているためです。一方、後部座席以降のカーテン取り付けは合法です。
- Levolvaカーテンは車検に通りますか?
-
フロント周りに干渉しなければ基本的に車検に通ります。私も80系ノアで車検を受けましたが、後部座席やリアのカーテンで指摘されたことはありません。
- 100均や自作のカーテンと比べて違いはありますか?
-
100均や自作品はコストが安いですが、隙間ができやすく見た目もチープになりがちです。Levolvaは車種専用設計なのでフィット感が良く、遮光性や耐久性も大きく違います。
- 走行中に使うときの注意点は?
-
走行中は必ず2列目のカーテンを開けて視界を確保しましょう。3列目以降のカーテンは閉めたままでも問題ありません。デジタルインナーミラーを使えば後方確認もしやすくなります。
- Levolvaは車中泊に向いていますか?
-
はい、非常に向いています。遮光性が高くプライバシーも守れるので、昼寝や夜の車中泊でも快適に過ごせます。夏場はエアコン効率も上がるので、車内が涼しくなるのが魅力です。
Levolva(レヴォルヴァ)車用カーテンレビューまとめ

ここまで、Levolvaカーテンを80系ノアに取り付けて使ってみた感想をまとめてきました。
実際に使ってみると、想像以上に快適で「もっと早く導入しておけばよかった」と思うほどでした。
もちろん、走行中に2列目のカーテンを閉めると危険だったり、街中で閉めっぱなしだと印象が悪かったりと注意点もあります。
しかしそれ以上に、遮光性・断熱性・プライバシー確保・専用品ならではのフィット感などメリットが大きく、車中泊や休憩、車内テレワークまで幅広く活用できています。
特に夏場のエアコン効率アップ、昼寝の深さが段違いに良くなる体験は、一度使うと手放せなくなります。
「車のカーテンって違法じゃないの?」と不安に思っていた過去の自分に、「大丈夫だから早く買え!」と言いたいくらいです。
まとめると:
- 運転席・助手席で閉めたまま走行はNGだが、後部座席以降なら合法
- 車種専用設計のLevolvaは純正品並みの収まりと安心感
- 車中泊や休憩の快適性を大幅にアップしてくれる
- デジタルインナーミラーやシンシェードと組み合わせれば、最強の車内空間に
Levolvaカーテンは、「安全性と快適性を両立したい人」には間違いなくおすすめできるアイテムです。
少し値段は張りますが、それ以上の価値を十分に感じられると思いますよ。
車内を快適にする関連記事
- 車中泊用のマットを徹底レビューしました。
▶ 【熟睡できる車中泊】オンリースタイル車中泊専用マットを徹底レビュー|口コミ・比較まとめ - 夜間やアウトドアで役立つランタンのまとめ記事です。
▶ 車中泊用ランタンおすすめ5選!USB充電でテレワークも懐中電灯代わりにも使える安心感 - 車内で動画配信サービスを楽しむ方法を解説しました。
▶ 車でFire TV Stickは使える?HDMIなしのナビでNetflixを楽しむ方法! - ネット環境を安定させたい方はこちら。
▶ 【旧型ユーザーが語る】DCT-WR200Dを買うべき?車載Wi-Fiルーターを徹底レビュー|使用感・違い・注意点まとめ - 車内を快適に保つ空気清浄機レビューです。
▶ クリーンエイトJD2000を徹底レビュー!オゾンサーバーで車内の臭いは本当に消えるのか?

