
この記事は2024年12月12日に更新しました。
- 夜間、後続車のヘッドライトが眩しい。
- 渋滞時、眩しくて後方が見えない。
- 後部座席の物や人が映り込んで、後方が見えない。
ルームミラーって、結構使い勝手が悪いんですよね。
後方確認したいときに限って、後ろが見えなかったりするので危険です。
しかし、デジタルインナーミラーに交換すると、ルームミラーの問題は一発で解決します。
理由は以下の通り。
- 最後方にカメラを取り付けるので、後部座席が視界に入らない。
- 広角カメラなので、後方の視界が広くなる。
- 夜間でも昼間と変わらない視界を確保できる(ナイトビジョン対応品)
- 後続車のヘッドライトが眩しくなくなる。

実際にルームミラーをデジタルインナーミラーに交換したところ、後方3車線+歩道を、ミラーの画面一つで視認できるようになりました。
凄いですよコレ。
デジタルインナーミラーは夜間に強い。
ナイトビジョン機能があるので、夜間でも昼間と変わらない映像で、後方を確認することができます。
しかも景色が明るいだけじゃなく、後方車両のヘッドライトが眩しくないので快適!
今回紹介するのは、私が2020年に購入した「ドリームメーカー」のデジタルインナーミラー「DMDR-25」。
結構古い商品なんですが、それでもなかなかのクオリティです。
最新のデジタルインナーミラーは、さらに凄いことになっていますので、購入するならコレ!というおすすめのデジタルインナーミラーもあわせて紹介していきます。
それでは、どうぞ最後までお付き合いください!
夜間に見え辛くなる後方の視界を、デジタルインナーミラーで一発解決できる理由
- 高感度カメラで暗所でもクリアな映像
- ヘッドライトの眩しさをカット
- 広角カメラで夜間の死角を補う
デジタルインナーミラーが、夜間運転での安全性を大幅に向上させてくれるのは、搭載されている先進技術のおかげです。
デジタルインナーミラーに搭載されていることが多い、主な機能を3つ紹介します。
1. 高感度カメラで暗所でもクリアな映像
デジタルインナーミラーに搭載されているカメラは、暗い環境でも明るく映せる高感度センサーを搭載しています。
これにより、街灯が少ない道や郊外でも、目で見るよりも明るくクリアな映像がモニターに映し出されます。
例えば、従来のミラーだとヘッドライトの明かりに頼る部分が多く、暗い影や後方の車の動きが見えにくいことがありますよね。
デジタルインナーミラーならそうした弱点を補い、安全確認がしやすくなるんです。
2. ヘッドライトの眩しさをカット
夜間のドライブ中、後続車のヘッドライトが眩しくて困った経験はありませんか?
デジタルインナーミラーはカメラ映像をディスプレイに映し出すため、直接的な光の反射がありません。
その上で、映像処理技術により、眩しい光を抑えて適切な明るさで映像を表示します。これにより、目の疲れも軽減されます。
3. 広角カメラで夜間の死角を補う
暗闇の中では、通常のミラーでは見えにくい部分がどうしても出てきますが、デジタルインナーミラーは広角カメラが後方全体をカバー。
後続車だけでなく、歩行者や自転車が映像に映るので、不意の接触事故を防ぐ助けになります。
今買うならコレ!最新のおすすめデジタルインナーミラー
2024年の今、わざわざ4~5年落ちのDMDR-25を買う必要なんてありません。
私がお勧めする、最新のデジタルインナーミラーを2つご紹介。
最強の全部入り!ケンウッドのデジタルインナーミラーDRV-EM4800
最強のドラレコ付きデジタルインナーミラーとして評価も高い、ケンウッドのDRV-EM4800。
はじめてデジタルインナーミラーを買った!という方からも高評価を受けています。
基本的なデジタルインナーミラーとしての機能を、ほぼ全て網羅。
画質・機能・使い勝手ともに、最強のドラレコ付きデジタルインナーミラーです。
- 12V型IPS液晶がとても綺麗
- 距離感の不安を軽減。六段階の画角調整機能
- 車両後退時、自動的にリヤカメラを下向きに調整
- 自由な場所に取り付けられるセパレート式フロントカメラ
- 運転支援機能搭載(後方急接近警告・前方衝突警告・車線逸脱警告・発進遅れ警告・斜め後方障害物警告)
- 明るさ調整機能搭載でリヤスモーク車でも安心
- 駐車録画機能は、「衝撃検知モード」と「タイムラプスモード」を選択可能

コスパ最強のデジタルインナーミラー!JADO G850+
コスパ最強のドラレコ付きデジタルインナーミラーといえばJADO。
安価であっても、基本的な機能は搭載済。
初期コストを抑えたい方に、お勧めしたいデジタルインナーミラーです。
- リアカメラにズーム機能搭載
- 12インチ、4K800万画素の高画質液晶
- 暗視機能にWDR/HDR搭載
- 24時間駐車監視&「タイムラプス」機能

駐車監視機能に特化したドライブレコーダーもある
駐車時の監視に特化したドライブレコーダーだってあります。
それは、THINKWAREのDASH CAM。
DASH CAMは、前後のレーダーを利用した駐車監視機能を搭載。
1m~5mの動体検知により、周囲の不審な動きを常時監視。
300時間も連続監視できるので、長く駐車するときも安心ですね。
駐車監視機能に強いドライブレコーダーをお探しの方は、下記の公式サイトでチェックしてください。
ドリームメーカーのデジタルインナーミラー「DMDR-25」



DMDR-25の主な特長
- 9.88インチIPS液晶
- 右側フロントカメラモデル
- フロントカメラ視野角:140°
- リアカメラ視野角:140°(IP67防水)
- WDR搭載(リアカメラ)
- 駐車監視モード搭載
- シガーアダプター電源(DV12V)
公式サイトから引用
ドリームメーカーのデジタルインナーミラーDMDR-25スペック
製品仕様
液晶解像度 | 1,600×400×RGB |
---|---|
視野角 | 前方:対角140度/後方:対角 140度 |
動画解像度 | HD1,080P、HD720P |
録画形式 | MP4(H.264) |
Video format | MOV |
静止画形式 | JPG |
サポートメディア | microSDカード 最大128GB(Class10) |
入力電圧 | DC12V |
外形寸法 | 276×75×42mm(前方カメラを除く) |
全重量 | 約370g |
デジタルインターミラー:使ってわかったデメリット
- 慣れるまで距離感が掴みづらい
- 雨がモニターに映り込んで見づらくなる
ルームミラーとの見え方の違い「距離感が掴みづらい」
遠くに見えていたはずの車が、ドアミラーで見ると実は近かったり、
それほど近づいていないのに「べた付け」されているように見えたり。
広角カメラが映し出す映像は、実際に見る景色と距離感が異なるので、慣れない間は少し怖いかもしれません。
しかし、長く使っていれば徐々に慣れるので、それほど身構える必要はありません。

デジタルインナーミラーでよく言われる部分がこの「距離感」。
実際使ってみると、すぐに慣れるんだけどね。
カメラに付着した雨粒が視界を遮ることがある


雨が降ると、リヤカメラのレンズ付近に付着した雨粒が、映像に映り込む事があります。
後部のワイパーを一度動かせば、問題は無いのですが、
面倒な方は「ガラコ ミラーコートZERO」など、強力な撥水剤を使うといいでしょう。
通常の「ガラコ」とは比較にならない、まるで油が水を弾くかの如く撥水します。


デジタルインターミラー:使ってわかったメリット
- シガーソケット電源で配線の取り回しが簡単
- フルHDの広角レンズで後方の視野が広い
- 夜間も明るく鮮明な映像で事故を防ぐ
- 全ての操作がタッチパネルだからとても楽!
- 駐車時も監視機能が衝撃を感知して自動で録画
- 前後の映像をフルHD画質で録画するドラレコ機能
シガーソケット電源で配線の取り回しが簡単


シガーソケットから電源を取る簡単な取付仕様です。
GPSユニットを取り付ける場所によっては、ダッシュボードを外す必要がありますが、「ちょっと難しいな」と感じたら、ダッシュボードは無理に外さず、コードを上手に隠しながら取り付ければ問題ありません。
また、後席側のカメラ取付が難しいと感じるかもしれませんが、ケーブルをドアのウェザーストリップの中を通しながら、内張りの隙間に押し込めば比較的簡単です。
カメラを取り付ける場所の下地作りは徹底しましょう。
何も考えずに取り付けると、両面テープがはがれてきます。
両面テープを貼り付けるガラス面は、「シリコンオフ」などを使ってしっかりと脱脂してください。
以上が取り付けに際しての簡単な注意点です。
初心者の方でも1時間程度で取り付けられるはずですよ。
フルHDの広角レンズで、後方の視野が広い!


「視界が広い!」それが第一印象です。
9.88インチIPS液晶モニターの視界は広く、後方3車線の車の動きが手に取るようにわかります。
さらには、車道脇や歩道の自転車や人の動きまで見えるので安心です。
信号待ちで、後ろから近づいてくる自転車や人が見えるって安心ですよね!
左折待ちや右折待ちで、「ドアミラーや目視」と合わせて活用できれば、巻き込み事故はまず発生しないでしょう。



デジタルインナーミラーを取り付けてからは「ヒヤリハット」すら発生していないんだよな。
夜間も明るく鮮明な映像で事故を防ぐ


デジタルインナーミラーは、夜間の運転に力を発揮します。
とにかく後ろが見えるんですね。
昼間と同様……とまではいきませんが、道路のラインはもちろんのこと、車道脇も歩道も鮮明に映し出します。
また、写真を見ていただくと分かると思いますが、後続車両のヘッドライトが眩しく感じません。
ドライバーの顔までうっすら見えますが、最新の「DMDR-30」ならズーム機能で、もっとハッキリ見えるようになりますよ(笑)
タッチパネル式の液晶画面でドラレコ動画を再生できる
車を運転する方であれば、誰しも「ヒヤリハット」の経験があるでしょう。
「ヒヤリとした・ハッとした」出来事があったら、車を一時停車させて心を落ち着けながら、録画したドラレコの動画を確認しましょう。
「DMDR-25」は、録画したドラレコ動画を液晶画面で見る事ができるので、原因が自分であれば反省し、相手方であれば回避策を考えることができます。
これにより、次につながる安全な運転習慣を身につけることができますね。



自分の運転を客観的に見る事ができるのは良いよな。



ヒヤリハット対策にも使えるわね。
車用カーテンとの相性が抜群!



夏の日差し対策として、車にカーテンを付けたいけど、ルームミラーが使えなくなりそう。
リアウインドウから差し込む夏の太陽の日差しはキツイですよね。
車用カーテンは太陽の日差しを遮り、車内温度の上昇を抑えます。
しかし、走行中にリアガラスのカーテンを閉めると、ルームミラーが使えません。
そんな時に活躍するのが「デジタルインナーミラー」です。
カーテンの外側にカメラがあるため、カーテンを気にせず車の後方を確認することができます。
車用カーテンについては、下記の記事で詳しくご紹介しています。
関連記事:【車中泊には目隠し】車用カーテンを使えば車内で快適に過ごせます!
ミラー機能だけじゃない!安心の監視機能搭載
「DMDR-25」にはバッテリーが搭載されています。
エンジンを切っていても、衝撃を検知し自動で録画を開始するので、車から離れている時も安心です。
防犯機能はついていませんが、停車中の接触・いたずらや盗難の証拠として映像を残します。
前後録画のドライブレコーダーとして優秀
「DMDR-25」は、フルHD画質の「MOV」データをMicroSDカードに記録します。
MOVデータなら、そのままパソコンで見ることができますし、専用の再生ソフトを使うと「地図データ」と「車両速度」が表示されるので、より明確な情報を得ることができます。
先日、停車中に逆突の当て逃げ事故に遭いましたが、ドラレコ映像が証拠として強力な味方になりました。
映像を警察に見せただけで、私の停車が立証され、相手側の過失100%が確定しました。
今の時代ドラレコは絶対に必要です。




どうする?突然故障してしまった時の対応


デジタルインナーミラーが突然故障。
機械ですので、故障することもあるでしょう。
しかしご安心ください。
「DMDR-25」は液晶画面が表示されない時も、ルームミラーとして使う事が出来ます。
ただし、ルームミラーとして使うときは、通常のルームミラーと同様に角度を調整してくださいね。



いざという時にも、ルームミラーとして使えるのはありがたいわね!
後付けデジタルインナーミラーをレビュー!まとめ
メーカー純正のオプション装備としても取り扱われる「デジタルインナーミラー」は、安全対策としてのメリットが絶大です。
広角カメラにより、車後方の視界が広がりますし、後部座席の「人」や「物」が邪魔になりません。
何より「夜間」に後方が見やすくなるので、運転中の安心感が違います。
純正品も良いですが、後付けの社外品は「高品質で安価」。
最新の機能が搭載されたデジタルインナーミラーが、各社から次々と発売されています。
今回ご紹介したドリームメーカー製の「DMDR-25」は、既に販売が終了している古いデジタルインナーミラーです。
現在はさらに進化した商品が、30,000円前後で購入できますので、自分に合った商品を探してみてください。
安いデジタルインナーミラーから試してみたいという方には、購入者の評価が高い「JADO」のデジタルインナーミラーをおすすめします。
15,000円程度で購入できるだけでなく、ユーザー評価も高いので、検討してみてはいかがでしょうか。
それでは良いドライブを!


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