
Ulanzi 三脚の中でも、軽量で持ち運びやすいカーボン製モデル「TT09 VideoGo」は、旅行や街歩き、日常撮影まで幅広く使える万能トラベル三脚です。
実際に購入し、F38クイックリリースシステムと組み合わせて使ってみると、設置からカメラ着脱までのテンポが大幅に向上し、撮影の自由度が格段に上がりました。
本記事では、TT09 VideoGoのスペックやデザイン、使い心地、持ち運びやすさ、さらにBC08スリングバッグとの相性まで、実体験をもとに詳しくレビューします。
かっこいい軽量カーボン三脚を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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Ulanzi FALCAM F38 クイックリリースの使い方をまとめた特集ページも用意しています。
▶ Ulanzi FALCAM F38 クイックリリース完全ガイド|対応のおすすめ雲台・プレート活用術!
Ulanzi カーボン三脚 TT09 VideoGoとは?

Ulanziは中国発のカメラアクセサリーメーカーで、独創的なアイデアとコストパフォーマンスの高さで人気を集めています。
その中でもTT09 VideoGoは、カーボンファイバー製の軽量トラベル三脚で、機動力と安定性の両立を目指したモデルです。
私が購入したのはArca-Swissボール雲台バージョン。
そこに後からF38クイックリリースボトムプレートを取り付けましたが、今思えばF38がなくても十分実用的に使えました。
ただし、F38があるとカメラの着脱がワンタッチになり、撮影テンポは確実に向上します。
F38システム導入の第一歩に最適。三脚・雲台・ホルスターを秒速で切り替えられる便利アイテムです。
▶ Ulanzi F38ボトムプレートレビュー|カメラ機材の着脱を秒速化する便利アイテム
Ulanzi カーボン三脚 TT09 VideoGoのスペックと仕様
- 材質:カーボンファイバー(5段構成)
- 収納長:約450mm
- 最大高:約1,420mm(センターカラム使用時)
- 最低高:約140mm
- 重量:約1.5kg
- 耐荷重:三脚最大20kg、雲台最大5kg
- 対応クイックリリース:Arca-Swiss、F38、CLAW
- 特徴:360°パノラマ対応ボール雲台、レベリングボウル、脚ロックはレバー式、反転可能なセンターカラム、ハンドル内蔵ツール、両側に1/4インチネジ穴
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Ulanzi カーボン三脚 TT09 VideoGoのデザイン性と所有感

TT09はスペックだけでなく、デザイン性の高さも大きな魅力です。
黒いカーボン脚にシルバーパーツ、赤いブランドステッカーが映えるスタイリッシュなルックスは、持っているだけで撮影意欲が湧きます。
細部の作り込みも丁寧で、金属パーツの加工精度やカーボンの織り模様が美しい仕上がりです。
私は普段、Ulanzi BC08 カメラスリングバッグを使っていますが、底部ストラップにTT09を装着すると、バッグとの統一感が抜群です。
撮影地までの移動時もかさばらず、見た目も非常にスマートです。
「赤にシルバー??、目立つ三脚なんて無し無し!」
そんな正論は無視です。かっこよさは正義です。

Ulanzi カーボン三脚 TT09 VideoGoを実際に使って感じた5つのメリット
TT09 VideoGoをしばらく使って感じたメリットは以下の通りです。
- 軽量ながら剛性が高い
- セットアップがスムーズ
- F38後付けで快適性アップ
- 石突は金属製に交換可能(同梱)
- スリングバッグBC08のストラップにつけるとさらにカッコいい!
メリット① 軽量ながら剛性が高い
約1.5kgという重量は超軽量とは言えませんが、その分しっかりした剛性感があり、大きめの一眼レフカメラや、重い望遠レンズでも安心して使えます。
メリット② セットアップがスムーズ
レバー式ロックで脚の伸縮が素早く行え、設置時間を短縮できます。
ナット式よりレバーロック式が好きなのは、個人的な好みですが、シルバーのレバーを開いた瞬間がたまりません。
メリット③ F38後付けで快適性アップ
後付けしたF38クイックリリースボトムプレートにより、カメラの脱着が爆速に。
三脚からジンバル、手持ち撮影への切り替えもスムーズになりました。
F38クイックリリースの詳細レビューはこちら
▶︎ Ulanzi F38クイックリリースレビュー(準備中)
メリット④ 石突は金属製に交換可能(同梱)
金属製の石突が同梱されているので、ゴム製の石突が安定しない場所で交換できます。
いつでも安定した状態で三脚を使えるのは嬉しいですね。
メリット⑤ スリングバッグBC08のストラップにつけるとさらにカッコいい!

このTT09を購入しようと思った理由は、Ulanzi カメラスリングバッグBC08の「この」ネット広告の画像でした。
BC08のストラップに光るTT09がカッコいい!
機能性と関係ないと言われそうですが、本当にカッコいいんです!
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望遠撮影の安定感を底上げ。軽量一脚と相性抜群の2Way雲台レビューです。
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Ulanzi カーボン三脚 TT09 VideoGoの気になる3つのデメリット
TT09を使ってみて、ここはちょっとなーと感じた部分は以下の通り。
- 重量はややある
- レバーロック式ボール雲台は対荷重3kg程度
- レバー式ロックは固め
- 雲台は変更できない
デメリット① 重量はややある
F38込みで約1.5kgは超軽量とは言えませんが、その分安定感は高め。
カーボン三脚なのに、アルミ三脚のGX6400と重さが大して変わらない…。
とはいっても「重い!」と感じるほどでも無いです。
デメリット② レバーロック式ボール雲台は対荷重3kg程度
Nikon D500に150-600mmのライトバズーカレンズでギリギリです。
動いてしまうことはないのですが、ちょっと辛そうではあります。
動いてしまうことはないのですが…動くなよ。
デメリット③ レバー式ロックは固め
慣れるまで少し力が必要です。
しかし使っていくうちに柔らかくなりそうな感じではあります。
デメリット④ 雲台は変更できない
やや剛性に劣るボール式雲台。
後々はいい物にグレードアップしようと考えていましたが、残念ながら取り外し交換ができません。
なぜ??
Ulanzi カーボン三脚 TT09 VideoGoは、こんな人におすすめ

TT09 VideoGoは、以下のような人におすすめです。
- デザインと機能性を両立したい方
- トラベル三脚としても日常使いしたい方
- F38クイックリリースを導入予定の方
- BC08バッグと組み合わせてスマートに持ち運びたい方
Ulanzi カーボン三脚 TT09 VideoGoまとめ

Ulanzi TT09 VideoGoは、機能性・デザイン性・携帯性を高い次元で兼ね備えたカーボン三脚です。
F38やBC08との組み合わせで、撮影の機動力が大幅に向上します。
旅行や街歩きで三脚を持ち歩きたい方に、自信を持っておすすめできる一本です。
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