撮影バッグを変えると、写真が変わる。ガストンルーガ DuoSeal 14”/Rullen 16”を比較レビュー

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週末の早朝、
Nikon D500に600mmを装着したまま、カメラバッグを背負う。

向かうのは、いつもの公園。
空気がまだ冷たい。

手にしたのは、スウェーデン発のバックパック――
ガストンルーガ DuoSeal 14”Rullen 16”

撮影地まで電車で移動しながら、
どちらが本当に“撮る人の相棒”になれるのかを確かめてみた。

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ガストンルーガ公式サイト
https://gastonluga.com/jp/

目次

DuoSeal 14”とRullen 16”の違い

ガストンルーガ DuoSeal 14の正面デザイン。軽量で街撮り向きのスリムなフォルム。
DuoSeal 14の軽量デザイン
ガストンルーガ Rullen 16のロールトップ構造。大容量で旅撮影向きの外観。
Rullen 16のロールトップ構造

最初に手に取ったのは、DuoSeal 14。
次にRullen 16を背負った瞬間、
「同じブランドでも、ここまで違うのか」と思った。

ガストンルーガのバックパックは、
デザインの方向性こそ共通しているが、
使い心地も印象も、まるで別世界だった。

サイズと収納力の差

ガストンルーガ DuoSeal 14とRullen 16を床に並べた比較写真。スリムと大容量のサイズ差が一目で分かる俯瞰ショット。
DuoSeal 14とRullen 16のサイズ比較(俯瞰)

最初に感じたのは、収納力の“余白”だ。
DuoSeal 14 の内容積は約12L。
D500に単焦点レンズ1本を付けて出かける日には、ちょうどいいサイズ。
軽く、背中のラインを崩さない。

一方、Rullen 16 は22.5L。
数字以上に「入る」感覚がある。
望遠レンズを装着したままのD500もすっぽり収まり、
レンズ2本と小型三脚を入れても、まだ余裕がある。

容量差は約10L。
この差が、実際の撮影では「1日」ではなく「数日」分の余裕になる。

構造と素材の違い

ガストンルーガ DuoSeal 14のフラップ開口部。スナップ撮影向けの素早い開閉構造。
DuoSeal 14のフラップ構造
ガストンルーガ Rullen 16のロールトップ開口部。防水性を高める巻き込み構造。
Rullen 16のロールトップ構造

DuoSeal はフラップ+スライドロック式。
ワンタッチで開け閉めでき、街中でのスナップ撮影に向く。
防水コーティングされたリサイクルポリエステルは、
光を柔らかく反射して、見た目も軽やか。

Rullen はロールトップ構造。
上部を巻き込むことで高い防水性能を発揮する。
そのぶん、開閉にはひと呼吸かかるが、
雨や砂埃から機材を守る安心感は格別だ。

スピード重視のDuoSeal
安心重視のRullen
構造そのものが、使う人のスタイルを選ばせる。

また、どちらも素材は「リサイクルポリエステル」だが、
触った感触も質感も、全く異なるという点は注意しておきたい。

実際の使い分け(撮影シーン別)

  • DuoSeal 14″ → スナップ・街歩き・通勤撮影に。
  • Rullen 16″ → 風景・旅・天候変化のあるロケに。

どちらも美しいが、立ち位置は明確だ。
DuoSeal は「軽やかに撮る人のバッグ」、
Rullen は「確実に持ち運ぶ人のバッグ」。

写真撮影で使って感じたこと

300mmクラスのレンズなら、つけたまま収納OK。
DuoSealはD500に300mmクラスのレンズをつけたまま収納可能。
600mmのレンズをつけたままのD500と三脚を楽に収納できるRullen。
600mmの猛炎れレンズをつけたまま、三脚も収納できるRullen

最初に DuoSeal 14″を背負って出かけたのは、曇りの日の街角だった。
リュックそのものが軽く、歩くたびに背中の空気が抜けるような感覚があった。
信号待ちのあいだにカメラを取り出して、素早くシャッターを切る。
あの瞬間、「これは撮影用だ」と直感した。

雨上がりの午後、今度は Rullen 16″を選んだ。
空にはまだ薄い雲が残り、アスファルトから湿った匂いが立ち上る。
ロールトップを開けると、機材が静かに並んでいる。
Nikon D500、望遠レンズ、三脚。
その重みが頼もしい。

街を撮るときは DuoSeal。
自然を撮るときは Rullen。
ガストンルーガのバッグは、どちらも撮るという行為を支える道具だった。

DuoSeal は動の瞬間。
Rullen は静の時間。
同じカメラを入れても、背負った背中のリズムが違う。

日常と旅、どちらに向くか

写真を撮る日は、いつも荷物の量でその日の気分がわかる。

軽く歩きたい朝は、DuoSeal 14″。
財布、スマホ、そしてNikon D500に単焦点レンズを一本。
背負った瞬間に、肩の力が抜ける。
街のざわめきに溶け込みながら、何気ない瞬間を切り取るのにちょうどいい。

一方で、遠出や天候の読めないロケには Rullen 16″を選ぶ。
三脚、予備レンズ、そして防水仕様の安心感。
少し重いが、それも含めて「準備を背負う」感覚だ。
駅のホームで風に吹かれながら、撮影のイメージを考える時間が好きだ。

DuoSeal は“街の相棒”。
Rullen は“旅の相棒”。
どちらも写真を撮る人の背中で、静かに役割を果たしてくれる。

DuoSealは日常の足取りにすっと馴染む。短距離の移動に向いた軽さ。
DuoSealは日常の足取りにすっと馴染む。短距離の移動に向いた軽さ。
Rullenを背負ったときのサイズ感。通勤の玄関先で背中に沿うシルエットがわかる。
Rullenは旅の荷物を受け止める設計。背中に立体感が残るのが特徴。

使ってみてわかった、少し気になるところ

Gaston Luga DuoSeal(デュオシール)が車の助手席に置かれている様子。薄型で車内に収まりやすい。
DuoSealは薄型で、助手席でも圧迫感が少ない。

DuoSeal 14”
軽くて扱いやすいぶん、素材が少し柔らかめ。
底の生地が薄く感じる場面もあって、カメラやレンズをそのまま入れるのは少し不安だった。
インナーケースを合わせれば、安心して使えると思う。

Gaston Luga Rullen(ルーレン)が車の助手席に置かれている様子。27Lの大容量で前後方向にボリュームが出る。
Rullenは前後方向にしっかり厚みが出る。車内でも存在感が強い。

Rullen 16”

収納力は抜群だけど、バッグの深さがそのまま“探しにくさ”にもなる。
小物をそのまま入れてしまうと、手探りで探すことになる。
実用的に使うなら、インナーケースはほぼ必須だ。

情報整理ボックス(仕様比較)

項目Rullen 16″DuoSeal 14″
表面両サイドにペットボトル収納ポケット+ジッパー付きフロント収納斜めジッパーの小物収納ポケット
裏面・内部16インチPC対応コンパートメント+チケット・小銭ポケット14インチPC対応インナースリーブ
容量約22.5L約12L
重量約1.1kg約0.55kg
素材防水リサイクルポリエステル/ロールトップ+スライドロック防水リサイクルポリエステル/フラップ+スライドロック
想定シーン旅・風景撮影・屋外ロケスナップ・街歩き・通勤撮影
特徴キーワード大容量・防水・安定感・安心収納軽量・機動性・デザイン性

PC収納性能の違い|16インチか13インチかで選ぶ

通勤の朝。カバンの中で、PCがすっと収まるかどうかで、その日のストレスは決まる。
思った以上に、この「1秒の迷い」が積み重なる。

Gaston Luga Rullenに16インチノートPCを収納している写真。深めのPCスリーブにしっかり収まり、揺れにも強い構造。
Rullenは16インチをしっかり包む。

RullenのPCスリーブは深い。
16インチのMacBookクラスでも、吸い込まれるように入っていく。
奥でしっかりホールドされるから、移動中もブレにくい。

Gaston Luga DuoSealのコンパートメントに13インチノートPCを収納している写真。
DuoSealは13インチがジャスト。

DuoSealは13インチが最も気持ちよく収まる。
背面アクセスなら、電車の中でも取り出す動作がスマートだ。
その“取り出す瞬間の軽さ”が、じわじわ効いてくる。

  • 16インチ中心で使う人 → Rullenが確実
  • 13インチ中心・通勤で頻繁に出す人 → DuoSealが快適
  • PCの重さがある場合は、背面アクセス式のほうが腕と肩がラク
  • ロールトップ(Rullen)は保護力が高く、移動が多い人に向く

どちらを選んでも間違いじゃない。
ただ、あなたがよく座る電車の席。
その膝の上に置いたときの「感覚」が、最終的な答えになる。

まとめと選び方の指針

どちらが良いかは、「どんな風に撮りたいか」で決まる。

もしあなたが、
日常の中でふと立ち止まり、
光の加減や人の表情を軽やかに切り取りたいなら――DuoSeal 14”

その軽さとスリムな形は、通勤や街撮りにちょうどいい。
背中にかかる圧が少なく、機材の重さを感じさせない。

一方で、
旅に出て、
天気や時間に関係なく撮り続けたい人には――Rullen 16”
防水と大容量の安心感が、撮影の自由を広げてくれる。
雨に濡れても、中の機材は静かに守られている。

どちらも美しいが、選ぶ基準は“背中の感覚”だ。
あなたが一番長く歩きたい場所で、
自然に馴染む方を選べばいい。

ガストンルーガ DuoSealとRullenの違い・口コミ・防水性に関するFAQ

DuoSeal 14”とRullen 16”の一番の違いは?

一言で言えば「軽さ」と「容量」です。DuoSeal 14”は約0.55kgの軽量タイプ、Rullen 16”は約1.1kgで収納力重視。日常撮影なら前者、旅や風景撮影なら後者が向いています。

カメラやレンズを入れても型崩れしませんか?

DuoSealは柔らかく体にフィットする素材で、スナップ用途に最適。Rullenは厚手の素材でしっかり形を保ち、望遠レンズや三脚も安定して収納できます。

防水性能はどのくらいですか?

DuoSealは撥水仕様で小雨程度なら問題なし。Rullenはロールトップ構造で、雨天や旅先での長時間撮影にも対応できます。

通勤バッグとしても使えますか?

DuoSealはデザインがミニマルで、14インチPC収納にも対応。仕事帰りの撮影にも違和感なく使えるデザインです。

色(オリーブ)は実物と写真で違いますか?

光の当たり方で若干印象は変わりますが、どちらのモデルも落ち着いたマットなオリーブトーンです。屋外撮影では自然光に馴染むトーンで、被写体を邪魔しません。

どちらが女性でも使いやすいですか?

DuoSealは軽量で小柄な方にもフィットしやすく、肩ベルトの幅も細めで扱いやすいです。Rullen16″は少し大きめですが、他にも13″、miniの3サイズで展開しており、男女問わず人気があります。

どちらを選ぶか迷ったら

結論は、撮る時間の過ごし方で決まる。

DuoSeal 14” は、軽やかに動きたい人のためのバッグ。
肩に乗せた瞬間、ふっと重さが消える。
通勤の途中でカメラを取り出しても、街の空気にすっと馴染む。

Rullen 16” は、旅の光を追う人に向いている。
22.5Lの深さが、撮影道具だけでなく“迷い”まで包み込むようだ。
雨に打たれても、ファスナーの奥で静かに守られている安心感がある。

どちらも、北欧の静けさをまといながら、
撮る人の一日を、少しだけ美しくしてくれる。

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atch-k | あっちけい
Visual Storyteller/Visual Literature
光は、言葉より静かに語る。

Nikon D500を肩に、街の呼吸を撮り歩き、
写真と言葉を一体化させた 写真詩(Visual Literature) を日々発表しています。

人の姿そのものではなく、
人がいた「余韻」や、空気に残る気配。
そこに、言葉を添えるのではなく、
言葉を写真の後ろに置く。
それが、私のVisual Literatureです。

本業は、物流業界での国際コンテナ船・輸出事務。
現場とオフィスの狭間で、
数字・書類・時間に追われながら、
「記録すること」と「伝えること」の重さを
長年、実務として見つめてきました。

その感覚は、
写真詩だけでなく、レビューやコラムにも流れ込んでいます。
体験を切り取り、構造を整え、
読み物として成立するノンフィクションへ昇華する。
事実を並べるのではなく、
判断と文脈で読ませる文章を心がけています。

長編ノンフィクション
『異世界に行けなかった俺の半生。』(全14章)は、
家庭崩壊、絶望、再起、そして静かな再生を辿った実話。
草思社文芸社大賞2025に応募し、
現在の写真詩表現の源泉を、すべて言葉として書き残しました。

写真詩と文章は、別々の活動ではありません。
どちらも、
光と静寂が立ち上がる瞬間を、記録する行為です。

atch-k | あっちけい
Visual Literature Artist
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