
この記事は2025年7月25日に更新しています
Nikon D500は”終わったカメラ”じゃない。
私が愛用している一眼レフカメラ「Nikon D500」。
ミラーレス全盛の今、すでに公式販売は終了しています。
…でも、ちょっと待ってください。
このカメラ、実はまだ「現役最前線」に立てる実力を持っているんです。
特にAPS-C機における連写性能や堅牢性では、いまだにトップクラス。
「ニコン D500 中古」や「ニコン D500 今でも使える」といったワードで検索しているあなたに、
実際に数年にわたってD500を使い続けている私の視点から、その魅力と注意点を余すところなくお伝えします。
カメラ撮影を快適にするアクセサリーをまとめた記事も参考になります。
▶ カメラアクセサリーおすすめ12選!バッグ・三脚・ストラップまで撮影グッズを実体験レビュー
なぜ今、中古でニコン D500を選ぶのか?
10万円前後で手に入るフラッグシップの価値
D500は2016年発売のAPS-Cフラッグシップ機。
当時はプロ・ハイアマ向けの高級モデルとして20万円超の価格帯で登場しました。
しかし、現在は中古市場で10万円前後。
この価格で、プロクラスのAF性能とボディ剛性が手に入るのは、正直コストパフォーマンスが高すぎます。
ニコン D500の基本スペック(おさらい)
- DXフォーマット(APS-Cセンサー)
- 有効約2080万画素
- 153点AFシステム(99点クロスタイプ)
- 最高10コマ/秒の高速連写
- 防塵防滴マグネシウム合金ボディ
- ISO100〜51200
- 4K UHD動画撮影対応
これらは今見ても、まったく見劣りしません。
実際、AF性能や連写速度に関しては、最新のミラーレスAPS-C機を凌ぐ場面すらあります。
エントリー機から始めたい方はこちらも参考になります。
▶ 【2025年でも通用する!】初心者におすすめの中古一眼レフ|Nikon D5300レビュー
一眼レフならではの「3つの気持ち良さ」
D500を使い続けて感じるのは、撮影体験そのものが心地いいということ。
- 光学ファインダーのリアルな見え方
- シャッター音の重量感と応答性
- バッテリーが驚くほど長持ち
これらの”感覚的な部分”は、スペック表には載りませんが、使うほどに大切に思えてくるポイントです。
レンズとの組み合わせ|タムロン3本で使い倒す
- SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E)
- 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016)
- SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
これが私が愛用している3本のレンズ。
とりあえずこの3本があれば、ほとんどの被写体を捉えることができると思っています。
① SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E)
花や小物撮影に大活躍する定番マクロ。
D500との組み合わせでは、解像感とボケの両立が絶妙。
F2.8開放でもピント面がキリリと出て、背景はとろけるように柔らかく落ちてくれます。
私の場合、安かったので古い「Model 272E」を使っていますが、今なら新しい「Model F004」や「Model F017」の方がおすすめです。
マクロ撮影を中心に使いたい方におすすめです。
▶ タムロンの90mmマクロレンズ「272E」をレビュー!カメラ初心者が感じた魅力と注意点
② 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016)
広角から望遠までカバーする万能ズーム。
「今日は軽めにスナップだけ」というときは、ほぼこの1本。
旅行先ではこれ1本で済ませたことも多く、D500とのバランスも非常に良好です。

③ SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
こちらは超望遠レンズ。
D500の高速AFと連写性能を活かしきるために導入しました。
野鳥撮影やレースの撮影など、さらなる高みを目指す予定です。

ニコン D500の弱点はあるのか?
完璧に見えるD500ですが、いくつか注意点もあります。
- ライブビューAFは遅い(ミラーレスのような快適さはなし)
- 重さはそこそこある(一眼レフとしては標準的)
- 内蔵フラッシュなし(外付けストロボ推奨)
とはいえ、これらは明確な「用途」を持って使えば問題になりません。
むしろ、動体撮影・ファインダー撮影を重視する人には理想的な一台です。
三脚の実力を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
▶ SLIK GX6400の実力を検証!|数千円でここまで使えるアルミ三脚
ニコン D500は今でも使えるか?──答えがYESの理由4つ
ここまで読んでくださった方には伝わったと思いますが、D500は今でも十分すぎるほど使えるカメラです。
- 価格が下がった今が狙い目
- 高速連写・高精度AFは一眼レフ最高峰
- タフなボディでアウトドア撮影にも安心
- 豊富なFマウントレンズ資産を活かせる
何より、「撮ることが楽しくなる」カメラ。
これはミラーレス時代にも埋もれない、大きな価値です。
ニコン D500と最新ミラーレスAPS-C機の比較
| Nikon D500(中古) | Nikon Z50(新品) | |
|---|---|---|
| センサー | APS-C(DXフォーマット) | APS-C(DXフォーマット) |
| AF性能 | 153点AF(動体追従に強い) | 209点ハイブリッドAF |
| 連写速度 | 最大10コマ/秒 | 最大11コマ/秒 |
| バッテリー持ち | 約1240枚(CIPA基準) | 約320枚(CIPA基準) |
| 重量 | 約860g(バッテリー含む) | 約450g(バッテリー含む) |
| 価格帯 | 中古:約10万円前後 | 新品:約15万円前後 |
| 向いている撮影 | 野鳥・スポーツ・動体全般 | スナップ・Vlog・軽快撮影 |
| 購入おすすめ度 | ★★★★☆「動体撮影なら今でも一線級」 | ★★★☆☆「軽さ重視ならこちら」 |
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ニコン D500を中古で買うなら「カメラのキタムラ」が安心
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特にボディ内部のシャッター耐久や、前オーナーの使用状況は、見た目だけでは分かりません。
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エントリーモデル「ニコンD5300」ならさらに安く

現在、ニコン D500を愛用している私ですが、以前はD500と同じASP-Cのエントリーモデル「D5300」を使っていました。
安かろう悪かろうということはなく、画質も綺麗で軽くて使いやすいカメラです。
なんと言っても軽いので、気軽に持ち出して撮影を楽しむことができます。
ニコンD5300なら数万円で購入できますので、「一眼レフを使ってみたい!」という方におすすめです。
D5300については、以下の記事で熱く語っています。
デジタル一眼初心者におすすめの、Nikon D5300の中古品は今が狙い目!
旧式の一眼レフニコン D500 vs 新型のミラーレスZ50 II|野鳥撮影ならどっちが優れている?
結論から言うと、本格的な野鳥撮影なら今でもD500が有利です。
ただし、Z50 IIもAI被写体認識が非常に優秀で、初心者や軽装備派には大きなメリットがあります。
以下、ポイント別に比較します。
① AF動体追従性能
- Z50 II:AIによる「鳥認識」が優秀。止まり木やゆっくり飛ぶシーンでは失敗が少なく、初心者でも高精度。
- D500:AI認識はないものの、153点AFと最小限のレリーズタイムラグで一瞬の羽ばたきや急旋回にも強い。経験者なら飛翔シーンでの歩留まりはD500が上。
②バッテリーと耐環境性能
- D500:約1,240枚撮影可能(CIPA基準)。防塵防滴の堅牢ボディで雨天や湿地帯でも安心。
- Z50 II:約320枚と少なく、長時間撮影では予備バッテリーが必須。防塵防滴は一応配慮されていますが、D500ほどのタフさはない。
③重量と取り回し
- Z50 II:約495gと軽量で、手持ち撮影やハイキングに向く。
- D500:約860gと重めですが、タムロン150-600mm(A011)など大きな望遠レンズとのバランスは良好。
Z50 II 主要仕様
| 項目 | Z50 II |
|---|---|
| センサー | APS-C(DXフォーマット) |
| AF | 209点ハイブリッドAF(AI被写体認識:人物・動物・鳥) |
| 連写 | 最大11コマ/秒(電子シャッターで30コマ/秒) |
| 動画 | 4K 60fps、10bit N-Log対応 |
| バッテリー | 約320枚(CIPA基準)、USB-C充電対応 |
| 重量 | 約495g(バッテリー込み) |
| 価格帯 | 新品 約9万円(ボディのみ) |
結論:ニコン D500とZ50IIは、こんな人におすすめ
D500向きな人
- 飛翔シーンを確実に捉えたい
- 長時間連写・厳しい環境での撮影が多い
- タムロン150-600mmなど大きめの望遠レンズを使う
Z50II向きな人
- 野鳥撮影初心者で失敗を減らしたい
- 軽装備で機動力重視
- 動画やスナップ撮影も兼用したい
ニコン D500を安心して購入するなら?
中古でD500を選ぶなら、カメラのキタムラがおすすめです。
点検済み・保証付きなので、個人売買に不安がある方でも安心です。
Z50 IIを新品で検討する場合も、同じくカメラのキタムラなら新品保証付きで安心です。
ニコン D500よくある質問(FAQ)
▼ 初めての一眼レフならこちらもおすすめ!
私が初めて手にした一眼レフ「Nikon D5300」もレビューしています。
エントリー機ながら、今でも通用する描写力と使いやすさに驚きました。
👉 Nikon D5300レビュー|初心者にこそ勧めたい一眼レフの名機
まとめ|中古でニコン D500を検討している方へ

D500は今でも現役で使える、完成度の高い一眼レフです。
中古価格が下がった今こそ、入手のチャンスとも言えます。
- 本格的なカメラを手に入れたい
- 動体撮影に強いカメラを探している
- 一眼レフの世界にどっぷり浸かってみたい
そんな方に、今でも全力でおすすめできる1台です。
私と一緒に、ニコンの一眼レフカメラ「D500」を使い倒しませんか?
一瞬を逃さないシャッターのキレ味、そして安心して使い続けられる堅牢さ。
野鳥や動体撮影を本気で楽しむなら、今でもD500がベストな選択肢です。
中古価格が下がった今がチャンスです。
それじゃ!
あっちけいでした!
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