Visual Literature– category –
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初雪のあと / After the First Snow
初雪のあと 初雪が路地に色を入れた。 街は音を無くし、呼吸をひとつ。 夜が静かに光を広げた。 — atch-k After the First Snow The first snowadded colorto the alley... -
雨の前で / Before the Rain
雨の前で 鳥居は何も言わない。 通る者の事情も迷いも。 雨がすべて知っている。 — atch-k Before the Rain The toriisays nothing. The reasonsof those who pass,thei... -
先端 / At the Edge of the Season
先端 光は迷わない。 咲く理由も分からぬまま花はここにいる。 早いとも、遅いとも言われず。 ただ、季節の先端に触れる。 — atch-k At the Edge of the Season Lightdo... -
また、ここから / From Here, Again
また、ここから 夜は、まだ終わらない。 光は競うように立ち上がり、それぞれの一年を照らしはじめる。 東京は派手でいい。 それでも空は静かで、水面は揺れるだけ。 始... -
それでいい朝 / That’s Enough, Morning
それでいい朝 夜は越えた。 朝は、勝手に来る。 それでいい。 今年一年、ありがとうございました。 — atch-k That’s Enough, Morning The night is behind me. Morningc... -
いつまでも / Always There
いつまでも 汚れた耳。日に焼けた体。 それは、草の中で待つ。 いつまでも。 — atch-k Always There Dirty ears.A sun-burned body. It waitsin the grass. Forever. — ... -
生活の匂い / The Scent of Living
生活の匂い そこには生活の匂いがあった。 カーテンレールに掛かった服。 それだけ。 生を感じて、目を逸らした。 — atch-k The Scent of Living There wasthe scent of... -
渡る二人 / Two Crossing
渡る二人 真冬の環七を渡る二人を見て、昔の風が戻った。 幸せを目一杯詰めたコンビニの袋を持って彼女の家に向かった。 それだけで、世界は足りていた。 — atch-k Two ... -
無題 / Untitled
無題 屋根は落ち葉を溜め、時間の重さを受けいれた。 座る予定だった誰かを呼ぶことはないだろう。 ここは、終着ではないから。 — atch-k Untitled The roofhas gathere... -
遠くを見るもの / Something That Looks Far Away
遠くを見るもの 役目はもう見えない。 いつから何のために立っているのか。 ただ遠くを見つめる。 朽ちるその手前で。 — atch-k Something That Looks Far Away No role...
