2025– category –
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それでいい朝 / That’s Enough, Morning
それでいい朝 夜は越えた。 朝は、勝手に来る。 それでいい。 今年一年、ありがとうございました。 — atch-k That’s Enough, Morning The night is behind me. Morningc... -
いつまでも / Always There
いつまでも 汚れた耳。日に焼けた体。 それは、草の中で待つ。 いつまでも。 — atch-k Always There Dirty ears.A sun-burned body. It waitsin the grass. Forever. — ... -
生活の匂い / The Scent of Living
生活の匂い そこには生活の匂いがあった。 カーテンレールに掛かった服。 それだけ。 生を感じて、目を逸らした。 — atch-k The Scent of Living There wasthe scent of... -
渡る二人 / Two Crossing
渡る二人 真冬の環七を渡る二人を見て、昔の風が戻った。 幸せを目一杯詰めたコンビニの袋を持って彼女の家に向かった。 それだけで、世界は足りていた。 — atch-k Two ... -
無題 / Untitled
無題 屋根は落ち葉を溜め、時間の重さを受けいれた。 座る予定だった誰かを呼ぶことはないだろう。 ここは、終着ではないから。 — atch-k Untitled The roofhas gathere... -
遠くを見るもの / Something That Looks Far Away
遠くを見るもの 役目はもう見えない。 いつから何のために立っているのか。 ただ遠くを見つめる。 朽ちるその手前で。 — atch-k Something That Looks Far Away No role... -
灯りの残る場所 / Where the Light Remains
灯りの残る場所 帰る場所はあったはず。 灯りは、主のいない時間を照らす。 ここには誰もいない。まだ、終わっていない。 — atch-k Where the Light Remains There shou... -
前を見る季節 / Facing Forward Season
前を見る季節 呼ばれる名前。終わらない作業。 湿度の低い、乾いた空気に 年末の気配が立ち上がる。 今は、振り返らない。 前を見て進むだけ。 — atch-k Facing Forward... -
呼ばれずに / Uncalled
呼ばれずに 花は何も言わなかった。 ただ、ここに在るだけという。 色は残っている。けれど、 咲いているその途中で止まったまま。 名前も理由も呼ばれずに。 — atch-k ... -
散らばる、という選択 / Scattered, by Choice
散らばる、という選択 踏みしめるたび、色が音もなくほどける。 集まっていたはずの季節が、もう名前を持たない。 ここに残ったのは、終わりではなく、散らばったままの...
