
最近、カメラの趣味に目覚めた。しかし、いかんせんカメラの知識が無い。
「いやあ昔はフィルムでさあ。銀塩がさあ。」なんて話をしたいところだけど、正直一眼レフカメラなんて使った事が無い。
携帯のカメラ以外で使ったことがあるのは、いわゆる「コンデジ」。
それと懐かしの「写ルンです」。
そんなカメラ初心者の私が、悩みに悩み、選びに選んで購入したのは、ニコンの一眼レフカメラ「D5300」。
最初の一台のカメラにお悩みの方の為、初心者の目線でD5300について熱く語ってみようと思う。
中古のニコン D5300をカメラ初心者におすすめしたい理由
ニコン D5300が発売されたのは、2013年11月14日。
なんと10年以上も前のデジタル一眼レフカメラだ。
そんな古い一眼レフカメラが、なぜ令和のこの時代、初心者におすすめしたいのか順番に解説していこう。
- 中古品の販売価格がこなれていて安い
- 安くても綺麗な写真が撮影できる
- 軽くて持ち運びやすい
- 中古市場に多く流通しているので、状態が良いものを見つけやすい
- Wi-Fi機能で、最新のスマホに画像を送ることが出来る
- ニコンFマウントなので、中古レンズの種類が豊富で安い
①ニコン D5300は、中古品の販売価格がこなれていて安い
ニコンD5300の中古品は、安いものは1万円台から高いものでも4万円台で購入できる。
1万円台の中古品はさすがに状態が悪そうだが、探せば3~4万円台で良い状態の中古品を見つけることが出来るだろう。
ちなみに私が購入したのは、D5300ダブルズームキット2の中古品。
メルカリで48,000円だったが、前ユーザーが殆ど使っていなかったため状態はかなり良かった。
ただ、フリマサイトで購入する場合、品質に心配が残ることも多いので注意が必要だ。
②ニコン D5300は、中古が安い。それでも綺麗な写真は撮影できる

ニコンD5300は、安いからと言って安いなりの写真しか撮れないわけではない。
エントリーモデルらしく、一眼レフ初心者が扱いやすいように設計されているということ。
最初はオート撮影から初まり、徐々にF値、シャッタースピード、ISO感度の設定にも手を出したくなるだろう。
露出やホワイトバランス、構図あたりも気になる様になるかもしれない。
D5300ならオートでの撮影はもちろん、フラッグシップ機と同様、細かくカメラを設定しながら撮影することもできる。
ユーザーの力量に合わせてしっかり答えてくれる。そんな一眼レフカメラだ。
③ニコン D5300は、軽くて持ち運びやすい
D5300の重量は本体のみで480g、バッテリーを含めても約530gと非常に軽量だ。
女性も片手で楽に操作できる重さである。
ミラーレスカメラのエントリーモデルであるZ50IIの重量が、本体のみで約495g、バッテリーを含めると約550gになることからもその軽さが際立つ。
D5300をカバンに入れて持ち出す際に、重量がネックになることは無い。
気軽に持ち出せて、気持ちよく撮影させてくれるはずだ。
④ニコン D5300は、中古市場に多く流通しているので、状態が良いものを見つけやすい
ニコン D5300は、2018年ごろまで現行品として販売されていた一眼レフカメラだ。
それだけ人気のロングセラー商品だったんだろう。
タマ数が出ているという事は、中古市場にも沢山のD5300が流通しているということ。
アマゾンでちょっと探しただけでも、沢山のD5300を見つけることが出来た。
メルカリやオークションなどでも、D5300を見つけることが出来ると思うが、カメラの専門店から購入するのが一番安心できるかもしれない。
カメラのキタムラ インターネット店では、カメラの専門業者ならではの保証やアフターフォローがあるので、初心者でも安心して中古カメラや中古レンズに手を出すことができる。
⑤ニコン D5300ならWi-Fi機能で、最新のスマホに画像を送ることが出来る
D5300で撮影した画像はSDカードに保存されるが、都度カメラから抜いてPCに差すのはとても面倒だ。
でも安心して欲しい。D5300にはWi-Fiでスマホと接続・連携する機能があるので、いちいちSDカードを抜き差しする必要はない。
スマホに専用アプリをインストールしておき、D5300のWi-Fi機能をオン。
スマホ側からD5300のWi-Fiにつなげることで、画像を共有することが出来る。
⑥ニコン D5300はニコンFマウントなので、中古レンズの種類が豊富
カメラにはどんなレンズでも取り付けられるワケじゃない。
ソニーのカメラにニコンのレンズを付ける事は出来ないし、キャノンのレンズをペンタックスのカメラに取り付けることもできない。
詳しく説明すると長くなるので割愛するが、要はカメラには取り付けられるレンズには、規格が存在するということ。
ちなみにニコンのD5300には「ニコンFマウント」規格のレンズを取り付けることが出来る。
ちなみに同じニコンでも、ミラーレスカメラの規格である「Zマウント」のレンズをD5300に取り付けることはできない。
さて、ニコンのFマウントの話に戻そう。
ニコンFマウントは1959年に発売された一眼レフファインダー式カメラニコンFから採用された規格でとにかく歴史が長い。
現在のデジタル一眼レフに使用できるレンズ マウントでは一番古いの規格というわけで、流通しているレンズの種類が多い。
使うレンズで写真のクオリティが変わることも多いので、レンズの種類が豊富なのは嬉しいところ。
私も通称「タムキュー」というマクロレンズを探していたところ、ニコンのFマウントが一番多く流通していたので助かった覚えがある。
ニコンD5300を購入する上での注意点3つ
- D5300の中古品には品質のバラツキに注意
- D5300のイメージセンサーはAPS-Cサイズ
- D5300のカメラボディには、AF駆動モーター未搭載
- ニコンFマウントは、今後ニコンZマウントに移行していく(泣
ニコンD5300の購入にあたっては、上記の3点に注意する必要がある。
注意点について、それぞれ詳しく説明していく。
D5300の中古品には品質のバラツキに注意
D5300の性能が良いと言っても、中古品の品質には注意しておきたい。
購入するなら、中古カメラショップが販売する、保証付きの中古品を選択するのがベスト。
しかし、中には価格を重視して、個人取引のフリマサイト等で購入を考えている人もいるかもしれない。
フリマサイトで購入する場合、その中古品がどんな使い方をされ、どんな状態で保管されていたのは分からない。
掲載されている写真や、ショット数だけでは善し悪しが判断しづらい事は理解しておこう。
D5300のイメージセンサーはAPS-Cサイズ
カメラのイメージセンサーとは、カメラのフィルムの様なもので、イメージセンサーが大きいほど、光(データ)を受ける面積が広くなる。
APS-Cとフルサイズのイメージセンサーを比較した場合、フルサイズの方が1.5倍ほど大きくなる。
光量を得やすい日中であれば、それほどの違いは無いが夜間の撮影では、光量を得やすいフルサイズの方が綺麗に撮影できるという利点がある。
その他、フルサイズの方がボケ感が大きかったり、画角の違いがあったりもするが、どちらの方が優れているというわけでもない。
念の為だが、初心者がこれからカメラを学ぶ上で、イメージセンサーがAPS-Cサイズだからダメという事は無い。
D5300のカメラボディには、AF駆動モーターが搭載されていない
オートフォーカス。AF。
カメラのシャッターを半押しすると、自動でピントを合わせてくれるアレのこと。
AF駆動モーターには、レンズに搭載される「レンズ内モーター」、もう一つはカメラボディに搭載される「ボディ内AFモーター」の2種類がある。
D5300には残念ながら「ボディ内AFモーター」が搭載されていないため、レンズ側にモーターが搭載されていないと、オートフォーカスが使えなくなるという欠点がある。
ただ、本体とセット販売されているレンズには、AF駆動モーターがちゃんと搭載されているし、多くのレンズにはレンズ内モーターが搭載されている。
別途レンズを購入する際は、レンズ内モーターの搭載確認は忘れずに。(私はやらかした)
ニコンFマウントは、今後ニコンZマウントに移行していく(泣
Nikon一眼レフカメラのFマウントは1959年に登場し、長年にわたり一眼レフカメラの標準として君臨してきた。
しかし、ミラーレス時代に対応するにはマウントの物理的制約が大きな問題になった。
Nikonがミラーレスへシフトする中で、Fマウントを維持する理由は少なく、今後はZマウントが主流となるのは確実だ。
今後ミラーレスカメラに買い替えることがあったとしても、FTZアダプターが用意されているので、Fマウントのレンズを生かすことができるので安心して欲しい。
これがニコンD5300だ!






今買うなら、ニコンD5300のボディ+サードパーティ社製レンズ2本の購入がおすすめ
ズームキットを購入し、純正レンズで撮影を楽しむのも一つの手だが、私はD5300はボディのみを購入し、レンズはサードパーティ製の購入を勧めたい。
単焦点レンズを推す声もあるだろうが、私のおすすめは「高倍率ズームレンズ」と「マクロレンズ」の2本。
サードパーティ製の超高倍率レンズ
サードパーティのSIGMAやTAMURONが販売する高倍率レンズを使えば、ほぼこのレンズ一本で撮影を楽しむことが出来るようになる。
SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary

18mm-300mm、マクロ撮影まで可能なシグマの高倍率レンズ。
中古なら18-250mm、18-200mmと望遠側の距離が短くなるほど安く購入できる。
Nikonのズームレンズとは、回し方が逆になるところだけは注意が必要だ。
TAMURON 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (B016)

私も使っているタムロンの高倍率レンズ。
シグマに比べて広角側が16mmというのが気に入って購入した。
AFでピントを合わせた後、MFを使って自分でピントを微調整できるのが嬉しい。
もちろんマクロ撮影も可能。
マクロレンズ
マクロレンズを購入すれば、商品撮影などのいわゆる「物撮り」する際、大いに役立つだろう。
そしてマクロレンズで撮影する草花の美しさを経験してほしい。
以下は比較的安価に中古品が購入できるマクロレンズだ。
TAMURON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

私も愛用しているタムロンの90mm等倍マクロレンズ、通称「タムキュー」
とろけるようなボケ感が特徴で、愛用している人も多い。
フルサイズに対応しているため、D5300などのASP-C機で使用すると約1.6倍離れて撮影できる。
注意して欲しいのがレンズの世代。
D5300にはAF駆動モーターが搭載されていないため、型番272E以前のレンズだとAFが使えない。
狙うのは手ぶれ補正付きのF004もしくは最新のF017だ。
ちなみに私は古い272Eを購入してしまったため、MFでピントを合わせている(泣
Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

比較的安価に購入できる、Nikon純正のマクロレンズ。
中古品が1万台から2万円台で購入できるので、マクロレンズの最初のレンズとしてはアリだろう。
画像もシャープで綺麗と評価も高い。
手ぶれ補正が付いていないので、超近接で撮影したいときは三脚を使おう。
中古で流通しているニコンD5300レンズキットの種類
- D5300 18-55 VR IIレンズキット
- D5300 ダブルズームキット
- D5300 ダブルズームキット2
- D5300 AF-P 18-55 VR キット
- D5300 AF-P ダブルズームキット
- D5300 18-140 VR レンズキット
さあニコンD5300を買うか!となったとき、まず初めにレンズセットの種類に悩むことと思う。
そんな方のために一覧を作成したので、参考にしてほしい。
下に行くほど新しく発売されたレンズキットになる。
レンズを変える事なく、色々なシチュエーションで撮影を楽しむか、用途に合わせてレンズを付け替えるかで選択は変わってくるだろう。
ちなみに私が購入したのは、「D5300 ダブルズームキット2」だ。
18-55mmのレンズは普段使いに最適。広角側から標準画角をカバーする。
55-200mmのレンズは遠目から見る、野球で頑張る息子を撮影するのに最適だった。
D5300 18-55 VR IIレンズキット
発売日:2014年2月6日
付属レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
大幅な小型軽量化を実現したDX標準ズームレンズ
沈胴機構の採用で大幅な小型化を実現した標準ズームレンズ。軽量化を図りながらも、高い光学性能で広角域から望遠域まで被写体を高精細に描写します。ブレ軽減効果の高いVR機構(手ブレ補正効果4.0段※CIPA規格準拠)を搭載。マニュアルフォーカス時の最短撮影距離は0.25mと短く、クローズアップ撮影も楽しめます。
D5300 ダブルズームキット
発売日:2014年2月6日
付属レンズ①:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
大幅な小型軽量化を実現したDX標準ズームレンズ
沈胴機構の採用で大幅な小型化を実現した標準ズームレンズ。軽量化を図りながらも、高い光学性能で広角域から望遠域まで被写体を高精細に描写します。ブレ軽減効果の高いVR機構(手ブレ補正効果4.0段※CIPA規格準拠)を搭載。マニュアルフォーカス時の最短撮影距離は0.25mと短く、クローズアップ撮影も楽しめます。
付属レンズ②:F-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
超望遠撮影が手軽に楽しめる、コンパクトな超望遠ズームレンズ
焦点距離300mmまでの画角範囲をカバーする約5.5倍の超望遠ズームレンズです。高屈折(HRI)レンズの採用で、絞り開放から画面全域にわたるコントラストの高い鮮鋭な描写とともに小型・軽量化を実現。高いブレ軽減効果を発揮するVR機構(手ブレ補正効果3.0段※CIPA規格準拠)も搭載しており、手軽に超望遠撮影が楽しめます。
D5300 ダブルズームキット2
発売日:2014年2月26日
付属レンズ①:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
大幅な小型軽量化を実現したDX標準ズームレンズ
沈胴機構の採用で大幅な小型化を実現した標準ズームレンズ。軽量化を図りながらも、高い光学性能で広角域から望遠域まで被写体を高精細に描写します。ブレ軽減効果の高いVR機構(手ブレ補正効果4.0段※CIPA規格準拠)を搭載。マニュアルフォーカス時の最短撮影距離は0.25mと短く、クローズアップ撮影も楽しめます。
付属レンズ②:AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II
沈胴機構を採用し、小型・軽量化したDX望遠ズームレンズ
沈胴機構の採用でさらに小型・軽量化を実現した携行性に優れるコンパクトな望遠ズームレンズ。望遠撮影をサポートするブレ軽減効果の高いVR機構(手ブレ補正効果 4.0段※CIPA規格準拠)を搭載。EDレンズの採用により、色収差の少ない高い光学性能で、気軽に望遠撮影が楽しめます。
D5300 AF-P 18-55 VR キット
発売日:2017年2月17日
付属レンズ:AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
優れたAF性能と高い機動力を実現するDX標準ズームレンズ
一眼レフカメラ用NIKKORとして初めてのステッピングモーターをAF駆動に採用し、従来の同クラスレンズよりも高速で静粛なAFを実現した「AF-Pレンズ」。よりスムーズで静かなAFは、動画撮影にも適しています。沈胴式の約3.1倍標準ズームレンズに非球面レンズ(2枚)を採用し、諸収差を抑えた高い光学性能を実現。手ブレ補正効果4.0段※(CIPA規格準拠)のVR機構も搭載し、さまざまな撮影シーンにおすすめのレンズです。最大撮影倍率が従来よりも高い0.38倍なので、より本格的なクローズアップ撮影が楽しめます
D5300 AF-P ダブルズームキット
付属レンズ①:AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
優れたAF性能と高い機動力を実現するDX標準ズームレンズ
一眼レフカメラ用NIKKORとして初めてのステッピングモーターをAF駆動に採用し、従来の同クラスレンズよりも高速で静粛なAFを実現した「AF-Pレンズ」。よりスムーズで静かなAFは、動画撮影にも適しています。沈胴式の約3.1倍標準ズームレンズに非球面レンズ(2枚)を採用し、諸収差を抑えた高い光学性能を実現。手ブレ補正効果4.0段※(CIPA規格準拠)のVR機構も搭載し、さまざまな撮影シーンにおすすめのレンズです。最大撮影倍率が従来よりも高い0.38倍なので、より本格的なクローズアップ撮影が楽しめます
付属レンズ②:F-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
高いAF性能を備えた軽量コンパクトな超望遠ズームレンズ
AF駆動にステッピングモーターを採用し、高速で静粛なAFを実現した「AF-Pレンズ」。よりスムーズで静かなAFは、動画撮影にも適しています。焦点距離300mmまでをカバーする超望遠ズームレンズながら、小型・軽量化を達成するとともに、超望遠撮影をサポートする手ブレ補正効果4.0段※(CIPA規格準拠)のVR機構も搭載しています。EDレンズの採用により色収差の少ない優れた光学性能を備え、スナップ撮影や運動会、発表会など、多様なシーンで活躍します。
D5300 18-140 VR レンズキット
発売日:不明
付属レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
多くのシーンを1本でこなせる高倍率ズームレンズ
広角域から望遠域までの画角範囲をカバーする約7.8倍の高倍率標準ズームレンズ。高画素カメラの高精細感を楽しめる高い光学性能を実現しています。また、優れたブレ軽減効果を発揮するVR機構(手ブレ補正効果4.0段※CIPA 規格準拠)も搭載。日常のスナップ撮影から旅行までこの1本で気軽に楽しめます。
どのレンズキットを買えばいいのか悩む方へ
D5300のカメラボディのみを購入するのであれば問題ないが、レンズキットを買うとなるとちょっと選択に悩むかもしれない。
レンズ1本で様々なシチュエーションでの撮影を楽しみたいなら、「D5300 18-140 VR レンズキット」か「D5300 AF-P 18-55 VR キット」、「D5300 18-55 VR IIレンズキット」。
レンズを交換しながら撮影を楽しみたいなら「ダブルズームキット」シリーズから選択。
300mmの超望遠で撮影したいなら「D5300 AF-P ダブルズームキット」か「D5300 ダブルズームキット」を選ぶと良いだろう。
AF-Pのレンズはオートフォーカスが高速なので、販売価格が他のキットと変わらないのであれば是非選択すべき。
ニコンD5300を選ぶべきではない人
- 高くても最新のカメラが欲しい人
- ミラーレスカメラが欲しい人
- イメージセンサーがフルサイズのカメラが欲しい人
- ニコン愛が無い人
ここまで初心者におすすめの一眼レフカメラとして、ニコンD5300の中古品を大きく勧めていたわけだが、もちろんD5300を選択すべきではない人もいる。
高級でも構わないから、とにかく良いカメラが欲しいという人や、ミラーレスカメラが欲しい人、フルサイズのイメージセンサーが搭載されたカメラを探している人にニコンD5300は合わないだろう。
ニコン以外にもキヤノン、ソニー、富士フイルム、ペンタックス等、国内外の様々なカメラメーカーがあるので、そちらが気になる方は、ぜひじっくり選んで自分のカメラを手に入れてほしい。
中古のカメラやレンズを購入する際の注意点
- ネットショップ
- ネットオークションやフリマサイト
- カメラの専門店
- リサイクルショップ
中古カメラやレンズを購入する際の選択肢はいくつかあるが、オークションやフリマサイト、現物を見ることが出来ないネットショップでの購入には注意が必要だ。
AFが動かないカメラ・レンズ、汚れやカビ、曇りが酷いレンズ。
そんな中古品に出会ってしまうと、一眼レフカメラを始めようという気持ちも萎えてしまう。
メルカリなどのフリマサイトで勝負をかけるのも良いけれど、個人的には信頼できるカメラ屋さんからの購入を勧めたい。
カメラのキタムラだと、プロがメンテ済みだったり中古保証がついていたりと、買う側として安心できるはずだ。
予算が許すなら、ワンランク上げた中古のD5600を選択!
ここまで中古のニコンD5300を進めてきたわけだが、新型のD5600であれば尚良い。
D5300との違いは二つ。
「SnapBridge対応」と「タッチパネル液晶」だ。
D5600はSnapBridgeに対応
D5600は、Bluetooth接続に対応しているため、ニコン純正アプリ「SnapBridge」に対応している。
SnapBridgeの何がそんなに良いのか。
それはスマホとの連携と言える。
SnapBridgeを使い、D5600とスマホをペアリングすることで、撮影した写真を自動的にスマホに送ることが出来るのだ。
私もD500でこの機能を利用しているが、本当に便利だ。
D5600はタッチパネル液晶
D5300の液晶もD5600の液晶も、自在に動かせる「バリアングル液晶」。
ローアングルもハイアングルも楽に撮影できる液晶だが、D5600はバリアングル液晶がタッチパネル式になっている。
スマホ操作に慣れている人の場合、カメラをタッチパネルで操作できるのは、魅力的に感じるかもしれない。
カメラ初心者におすすめしたい、中古のニコンD5300まとめ
今回は、初めて買ったデジタル一眼レフカメラ、Nikon D5300を紹介した。
エントリーモデルの位置付けではあるものの、機能や画質には全く問題がない。
一度手にすれば、外出のお供として活躍するだろう。
またレンズ次第で、いくらでも化ける底力があるので、スマホのカメラを使った撮影から一歩進んでみてはいかがだろうか。
時代はミラーレスとはいえども、一眼レフカメラだってまだまだ使えるからね。
さあ一緒にカメラライフを楽しもう。
では、また。