
出勤前に車で寝るのはアリなのか。
車通勤で早く会社に着いてしまい、
駐車場で時間を持て余したことはないでしょうか。
私は千葉県松戸市の自宅から東京都江東区青海の会社まで車で通勤しています。
5:00に出発し、6:30に到着。勤務開始は8:30です。
毎朝、2時間の待機時間があります。
最初はスマホを見ながら時間をつぶしていました。
ですが、4:00起きの体には正直きつい。
「この時間、どうにかならないか」
そう思って試したのが、出勤前の車内仮眠です。
結論から言うと、出勤前に車で寝るのはアリです。
ただし、シートを倒して横になるだけではうまくいきませんでした。
段差、底冷え、朝日のまぶしさ、外からの視線。
これらを放置すると、寝ても体が痛くなります。
環境を整えて初めて、
この2時間はただの待機時間から、1日を整えるための時間に変わりました。
この記事では、
出勤前に車で寝るという選択が本当に現実的なのか、
私の実体験をもとにお伝えします。
私の通勤環境
出勤前に車で寝るようになったのは、
この通勤条件があるからです。
通勤ルートと所要時間
千葉県松戸市の自宅から、東京都江東区青海の会社まで。
ルートは、
- 国道298号線
- 環状7号線
- 国道357号線
- 新木場若洲線
- 東京ゲートブリッジ
おおよそ1時間30分かかります。
渋滞を避けるため、5:00に出発しています。
到着から勤務開始までの2時間
会社に着くのは6:30。
勤務開始は8:30。
間に2時間あります。
早く家を出れば渋滞はほとんどありませんが、
その代わり、必ず待機時間が発生します。
この2時間の待機時間をどう使うか。
ここが、出勤前の車内仮眠を考え始めたきっかけでした。
問題① フラットシートだけではしっかり眠れない
出勤前に車で寝てみようと思ったとき、
最初にぶつかったのが「シート段差の問題」でした。
私の車は80系ノアです。
シートを倒せば「フラット」にはなります。
ただ、実際に横になってみると分かります。
完全なフラットではありません。
思っていたより段差と傾斜があります。
これが想像以上に快眠を妨げます。
寝た直後は問題ありません。
ですが、目が覚めると体のあちこちが痛いのです。
特に腰と背中にピリッとした違和感が残ります。
長座布団では解決しなかった
最初に試したのは長座布団です。
段差の上に敷けば多少はマシになります。
ですが、
- 寝起きで体が痛い
- 冬場は底冷えする
この2つは解決しませんでした。
車の床からくる冷えは、想像以上に寒いです。
車中泊マットでようやく解決
そこで導入したのが車中泊マットです。
段差はほぼ気にならなくなりました。
体圧が分散され、寝起きの痛みもありません。
さらに、底冷えも解消しました。
正直に言うと、
家のベッドで寝ているのに近い感覚です。
出勤前に車で寝るなら、
段差と断熱は避けて通れません。
ここが整って、ようやく車内が「寝られる」状態になります。
問題② 光と視線で熟睡できない
段差の問題が解決しても、
まだ眠りは浅いままでした。
原因は光と視線です。
青海は開けた場所が多く、
朝日が真正面から入ってきます。
目を閉じていても、
まぶたが明るいと落ち着きません。
やっと眠れても、
日が高くなると自然に目が覚めてしまいます。
外からの視線が気になる
もうひとつは視線です。
通勤時間帯の駐車場は、
人の出入りがそれなりにあります。
横になっていると、
外を歩く人の気配が気になります。
「見られていないか」
それだけで体が緊張します。
カーテン導入で深く眠れるようになった
そこで導入したのが車用カーテンです。
光と視線を遮るだけで、
車内の空気が一気に落ち着きました。
まぶしさがなくなると、
入眠までの時間が短くなります。
ただし、断熱性はありません。
夏の暑さ、冬の寒さまでは防げません。
ロール式サンシェードは設置が圧倒的に楽
さらに導入したのがロール式サンシェードです。
取り付けと収納がとにかく楽です。
毎朝使うものなので、この差は大きい。
正直、もう従来のサンシェードには戻れません。
光を遮るだけで、
車内は「ただの車」から「閉じた空間」に変わります。
私の出勤前仮眠ルーティン
段差と光の問題が解決してから、
ようやく毎朝の流れが安定しました。
私の出勤前2時間は、だいたいこんな感じです。
6:30 到着
会社の駐車場に着いたら、まずエンジンを切ります。
その日の気温と日差しを確認します。
駐車位置によっては、すでに日が差し込み始めています。
6:45 だらだらスマホ
いきなり寝ません。
ニュースを見たり、SNSを見たり。
ここは結構、だらだらしています。
運転直後なので、少し頭を落ち着かせる時間です。
7:00 仮眠開始
運転席のシートを倒し、マットに移動します。
2列目、3列目シートは倒しっぱなしで、
車中泊マットも敷きっぱなしです。
カーテンとサンシェードで光を遮ります。
アラームは8:15に設定します。
横になると、すぐ眠れる日もあれば、
数分ぼんやりする日もあります。
その日の仕事の段取りは一切考えません。
8:15 仮眠終了
目覚めたときに体が痛くない。
これが車中泊マットを使った際に感じた一番大きな変化でした。
以前は寝ても体の痛みや疲れが残りましたが、
今はきちんと「回復した感覚」があります。
8:25 勤務準備
顔を拭いて、コーヒーを飲みます。
軽くストレッチをして体を起こします。
8:30 勤務開始
2時間はあっという間です。
ただの待機時間だった朝が、
今では自分だけのリラックスタイムになっています。
75分寝る理由
私は毎朝4:00に起きています。
正直に言うと、楽ではありません。
目覚ましが鳴った瞬間にすっと起きられる日ばかりではありません。
二度寝して遅刻しそうになることだってあります。
それでも続いている理由があります。
「会社に着いたら、少し眠れる」
そう思えるからです。
5:00に出発し、6:30に到着。
そこから7:00〜8:15まで仮眠します。
この75分があるから、4:00起きを続けられています。
もし到着後に寝られないと分かっていたら、
ここまで早く家を出ることはできないと思います。
渋滞を避けて走れるのも、
到着後に眠れる時間があるからです。
出勤前に車で寝るという選択は、
単なる眠気対策ではありません。
早朝通勤を無理なく続けるための大切な仕組みです。
冬と夏の対策
出勤前に車で寝る場合、
季節の影響は無視できません。
特に冬と夏は対策が必要です。
冬は毛布と掛け布団で対応
冬は想像以上に冷えます。
段差対策でマットを敷いていても、
何も掛けなければ体温は奪われます。
私の場合は、
- 毛布
- 薄手の掛け布団
この組み合わせで十分です。
エンジンを切った状態でも、
問題なく眠れます。
夏は課題が残る
夏は正直、簡単ではありません。
窓を閉めた状態でエンジン停止だと、正直眠れません。
本来なら、
- ポータブル電源
- スポットクーラー
このあたりが必要だと思っています。
ただ、私の会社の駐車場は
エンジンをかけたままでも問題ありません。
そのため現状は、
エアコンを使って快適に過ごしています。
環境によって最適解は変わります。
出勤前に車で寝るなら、季節対策は必須です。
出勤前の2時間は「待機」ではなく「部屋」
最初は、ただの待機時間でした。
渋滞を避けるために早く出て、
会社の駐車場で時間をつぶす。
それだけの2時間です。
ですが、段差を解消し、
光と視線を遮り、
きちんと眠れる環境を整えたことで、意味が変わりました。
車は移動手段ですが、
整えればリラックスできる自分だけの空間になります。
誰にも邪魔されず、
横になれて、
頭を空っぽにできる時間。
出勤前の2時間は、
ただの待機ではありません。
私にとっては、
1日を整えるための小さな部屋です。
まとめ|出勤前に車で寝るのはアリ。ただし環境次第
出勤前に車で寝るのはアリです。
ただし、
- シートの段差対策
- 光と視線の遮断
- 季節への対応
この3つが整っていないと、
寝たはずなのに体が痛い、疲れが残るという結果になります。
私の場合は、
- 車中泊マットで段差と底冷えを解消
- カーテンとロール式サンシェードで遮光
- 冬は毛布、夏はエアコンで温度調整
ここまで整えて、ようやく快適に眠れるようになりました。
出勤前の2時間は、ただの待機時間ではありません。
環境を整えれば、
車は「移動する箱」から「滞在できる空間」に変わります。
私はこうした環境づくりを積み重ねてきました。
車を部屋のように使うための考え方や、
車中泊・作業・エンタメまで含めた全体の環境づくりについては、
こちらにまとめています。
👉 車を部屋のように使う方法|車中泊・作業・エンタメを快適にする環境づくり


