
普段あまり使うことのない車の「ホーン」。
パッシングやハザードを使った意思表示が主流となった現在、昔よく聞いた「サンキュー」ホーンも、めっきり耳にしなくなりました。
しかし、普段使わないからといって、いざという時にきちんと機能しないと困ります。
また、どうせ鳴らすなら「良い音」で鳴らしたいという思いもあるでしょう。
ホーンの交換に実用的な意味があるかどうかは議論が分かれるところですが、今回は80系ノアに「レクサスホーン」を取り付けてみたので、レビューをお届けします。
ぜひ最後までお読みください!

壊れたわけでもないのに、ホーンの交換とか必要?



んー要らないよなあ。
でも鳴らさないけど欲しくなるんだよな。社外ホーン。
純正オプション品のプレミアムホーンとマルコホーンの違い
80系ノア・ヴォクシーには、「プレミアムホーン」が、純正オプションパーツとして販売されています。
ただ、ディーラーでに取り付けてもらうと、別途工賃がかかるので少しもったいない気がします。
そこで私が選んだのは丸子警報器の通称「マルコホーン」。
これ実はディーラーオプションの「プレミアムホーン」と全く同じ商品なんです。
取り付けは、いわゆる「ポン付け」でカプラーを差し込むだけ。
しかも純正品よりちょっとだけ値段が安い!
もちろんプレミアムホーンでも全く一緒です。
ホーンを交換しても車検に通る?
ホーンを交換することで、車検に通らなくなるのでは?と心配な方のために…。
プレミアムホーンやマルコホーンは純正品ですので、車検については全く問題ありません。
実際、2回ほど車検に出しましたが、指摘されることはありませんでした。
そもそもホーンを交換する必要ってあるの?


特別な理由がない限り、ホーンを交換する必要はありませんよね。
殆どの方はそのままでいいんじゃないかと思います。
私がホーンの交換に至った理由は「もらい事故」が原因です。
数年前の出来事…。
仕事帰りの国道357号線。
荒川の橋の上。
いつもの渋滞に並んでいると、前を走っていた3tダンプが、フラフラとおかしな動きを始めました。
「うーん居眠りかな?怖いな」
怖かったので車間を開けようとしたんですが、ひどい渋滞なので思うように車間が開かない。
緩やかな上り坂に差し掛かかった時です。
スーッとダンプが後退し始め、私の車に近づいてくるじゃありませんか!
「びーっ」(クラクション)
「びっびー」(クラクション)
軽トラックのホーンの様な軽い音。
ノアに乗ってから初めて鳴らしたホーンでしたが、まさかこんなに軽い音だったとは!
何度もホーンを鳴らしましたが、ダンプはそのまま私の車に逆突。
その後、何事も無かったように走り去りました。
唖然としましたね。
ぶつけられたのもそうですが、ホーンに気づいてもらえなかったことに。
事故処理では相手のナンバーやドラレコの映像を警察に提出。
ダンプの持ち主はすぐに見つかり、事故処理は無事0:10で完了。
運転手さんに直接確認したんですが、やっぱりホーンは聞こえていませんでした。
「ホーン交換するわ」
80系ノア・ヴォクシーの純正ホーン
80系ノア・ヴォクシーのホーンの音はとても軽いです。
ホーンを鳴らす機会は滅多にありませんが、数少ない出番で「びー」だとちょっと頼りない。
彼女との別れ際に「びっ」
ありがとう「びっ」
あぶない!「びー」
聞こえないわけではありませんが、どうせ鳴らすなら高級車の様な音色を奏でたい。
マルコホーンに交換して何が変わった?


ホーンを交換して音が変わりましたが、それ以外は何も変わっていません。
見た目も変わりません。
試しに会社の駐車場(海なので周りには何もない)で鳴らしてみると、「ファッ」と綺麗な音が鳴りました。
「びっ」が「ファッ」に変わった歴史的瞬間です。
以降、居眠りダンプの襲来を今か今かと待ち構えていますが、現在までお会いできずにいます。安全運転は大切です。
いつか「警笛鳴らせ」で気が済むまで、気持ちよくホーンを鳴らしてみたいもんです。
80系ノア・ヴォクシー純正ホーンをマルコホーンに交換まとめ
今回は「マルコホーン」をご紹介しました。
純正ホーンでは事故相手のドライバーに気付いてもらえませんでしたが、さすがにレクサスホーンを鳴らせば気付いてもらえるはずです。
使う機会がほとんどないホーンですが、交換することで「いざ」という時に活躍してくれるものと期待しています。
また、「音が変わる」以外にメリットを見つけにくいホーン交換ですが、レクサスの音色はやはり美しいです!
興味のある方は、作業も簡単ですので、ぜひ取り付けてみてください。