【マルコホーンは純正と同じ?】80系ノアで分かったプレミアムホーンの正体と違い

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【マルコホーン】80系ノアの純正ホーンをレクサスホーンに交換

普段、車のホーンを使う場面はほとんどありません。
パッシングやハザードで意思表示することが増え、
いわゆる「サンキューホーン」を耳にする機会も減りました。

だからこそ、
いざ鳴らした時に、相手に気づいてもらえないホーンは危険です。

実際、私は80系ノアに乗っていて、
仕事帰りの国道357号線で「もらい事故」に遭いました。
後退してきた大型車に対し、何度もホーンを鳴らしたのに――
相手には聞こえていなかったのです。

その時に初めて、
80系ノアの純正ホーンが想像以上に軽い音だったことを知りました。

「これは替えるべきだな」

そう思い、選んだのが
丸子警報器(マルコ)製のホーンです。
実はこのホーン、
トヨタの純正オプションとして設定されている
「プレミアムホーン」と中身はほぼ同じOEM品でもあります。

しかも80系ノア・ヴォクシーなら、
加工なしの“ポン付け”で交換可能
車検も問題なく通りました。

この記事では、

  • なぜ80系ノアの純正ホーンは頼りなく感じるのか
  • マルコホーンとプレミアムホーンの本当の関係
  • 実際に交換して何が変わったのか
  • 車検・音量は大丈夫なのか

私自身の体験をもとに、
「ホーン交換に意味はあるのか?」を正直に書いています。

鳴らす機会が少ないからこそ、
鳴らした瞬間に役に立つ音を求める方の参考になれば幸いです。


この事故をきっかけに、
私は マルコホーン に交換しました。

純正オプションとの関係や、
実際に使って感じたことは、
このあと詳しく書いています。

同じように悩んでいる方は、
私が使っているものを
参考として置いておきます。

私が使っているマルコホーンを見る

目次

なぜ80系ノアでホーン交換が必要だと思ったのか(実体験)

あまり鳴らすことのないホーン

正直に言うと、
特別な理由がなければ、ホーンを交換する必要はありません。

普段使うこともほとんどありませんし、
多くの人は純正のままで困らないと思います。

私も、そう考えていました。


きっかけは、
数年前に起きた「もらい事故」です。

仕事帰りの国道357号線。
荒川を渡る橋の上で、
いつものように渋滞に並んでいました。

その時、気づいたんです。
前を走る3tダンプの動きがおかしいことに。

フラフラしていて、居眠り運転かもしれない――
そう感じて、車間を取りたかったのですが、
渋滞中で、思うように距離を空けられません。

緩やかな上り坂に差し掛かった瞬間。

ダンプが、
スーッと後退してきました。

慌ててホーンを鳴らします。

「びーっ」
「びっびー」

鳴っている。
でも、音があまりにも軽い。

軽トラックのホーンのような、
頼りないその音。


ノアに乗ってから、
本気でホーンを鳴らしたのは、この時が初めてです。

まさか、
こんなに存在感のない音だとは思いませんでした。

何度もホーンを鳴らしましたが、
ダンプは止まらず、そのまま私の車に逆突。

ぶつけられたことよりも、
ホーンに気づいてもらえなかったことに、唖然としました。


事故処理では、
ナンバーとドラレコ映像を警察に提出。
相手はすぐに特定され、過失割合は0:10で解決しました。

後日、運転手さんに直接確認したところ、
やはりホーンの音は聞こえていなかったそうです。

その時、はっきり思いました。

「これは、交換するしかないな」と。

80系ノア・ヴォクシー純正ホーンの音が軽すぎる理由

80系ノア・ヴォクシーの純正ホーンは「悪くないけど、足りない」

壊れているわけでもありませんし、
鳴らなかったわけでもありません。

ただ、
「気づいてもらう音」かと言われると、心もとない


実際に鳴らしてみると分かりますが、
80系ノアの純正ホーンは単音で、
音の厚みがほとんどありません。

いわゆる、

「びー」「びっ」

という、軽い電子音に近い音色です。

街中での挨拶や、
軽く存在を知らせる程度なら十分。

でも、

  • 相手が大型車
  • 周囲が騒がしい
  • 相手が前を見ていない

こういう状況では、
音が空気に負けてしまう感覚があります。


特にミニバンは、

  • 車重が重い
  • 視点が高い
  • 周囲にトラックが多い

という環境で使われることが多い車です。

それにもかかわらず、
ホーンの音だけが「軽自動車寄り」なのは、
正直アンバランスに感じました。


もちろん、
これはトヨタの設計ミスという話ではありません。

ホーンは、

  • 騒音トラブルになりやすい
  • 不要に鳴らす装備ではない
  • コストと配慮の対象になりやすい

そういう理由から、
あえて主張しない音に抑えられていると考えた方が自然です。


ただ、
実際に「聞こえなかった」経験をしてしまうと、
考え方は変わります。

鳴らす頻度は少なくても、
鳴らした一瞬に役に立たない音は意味がない

そう感じてから、
「音を変える」ではなく、
「伝わる音に変える」という発想になりました。
この違いを知っておく意味は大きいです。

プレミアムホーンとマルコホーンの関係|実は丸子警報器製OEMだった

プレミアムホーンとマルコホーンを比べると、
まず気づくのは、音の方向性がとてもよく似ていることです。

高音と低音が重なるダブルトーン。
鳴り始めの立ち上がり。
音が前に抜けていく感じ。

どちらも、
純正ホーンとは明らかに違うけれど、
派手に主張する音でもありません。

「高級車っぽい音」と言われる理由は、
この落ち着いたまとまりにあります。


なぜ、ここまで似ているのか。

理由はシンプルで、
製造しているのが同じメーカーだからです。

トヨタの純正オプションとして販売されている
プレミアムホーンは、
トヨタ向けに
丸子警報器がOEM供給しているホーン

いわゆる、
中身を作っているのはマルコ、
ブランドと流通を担っているのがトヨタ、
という関係です。


そう聞くと、
「じゃあ同じ商品じゃないの?」
と思うかもしれません。

感覚的には、
かなり近い

ただし、
完全に同一の部品というわけではありません。

違いが出るのは、
音ではなく 扱い です。

プレミアムホーンは、

  • トヨタ純正部品として部番管理される
  • ディーラーで注文・取り付けができる
  • 純正オプションとしての安心感がある

一方のマルコホーンは、

  • 市販品として流通する
  • 純正扱いではない
  • その分、価格が少し抑えられている

この違いがあるだけ。


つまり、

音の系統は同じ。
立場と流通が違う。

それが、
プレミアムホーンとマルコホーンの関係です。

「安いから音が劣る」
「純正じゃないから不安」

そう感じる人がいるのも分かりますが、
少なくとも使ってみた限り、
音の質そのものに不満を感じることはありませんでした。


プレミアムホーンを選ぶのも、
マルコホーンを選ぶのも、
どちらも間違いではありません。

  • 純正オプションとしての安心感を取るか
  • 同系統の音を、少し身軽に手に入れるか

選択の違いは、
そのくらいの差です。

この関係を知った上で選べば、
あとから「知らなかった」と後悔することはない。

ここで伝えたかったのは、
それだけです。


プレミアムホーンと同系統の音を、
私は マルコホーン で選びました。

純正扱いではありませんが、
OEMの背景を理解した上で選ぶなら、
選択としては十分だと感じています。

マルコホーンの詳細を確認する

なぜ80系ノアはポン付けできるのか?(90系との違い)

80系ノア・ヴォクシーで
プレミアムホーンやマルコホーンが、
加工なしで取り付けできる理由は、
音の話ではなく 車両側の設計 にあります。

80系は、最初からダブルホーン前提の構造になっています。

ホーン用の純正2極カプラーがそのまま使え、
ダブルホーンを想定した配線容量があり、
取り付け用のスペースやブラケットにも余裕がある。

この条件が揃っているため、

  • 変換ハーネス不要
  • リレー追加不要
  • 配線加工も不要

いわゆる
「差し替えるだけ」のポン付けが成立します。

これは、当時のトヨタのミニバン設計が、
上位グレードやオプション装着を
強く意識していた世代ならでは、
と言っていいと思います。


一方、90系ノア・ヴォクシーでは事情が変わります。

エンジンルームの高密度化や、
衝突安全装備・各種センサー類の増加、
配線の簡略化やモジュール化。

こうした流れの中で、
ホーン周りの自由度は確実に下がりました。

その結果、

  • 純正カプラーが合わない
  • 配線の引き直しが必要
  • リレー追加が推奨される

といったケースも出てきて、
「完全なポン付け」にならない車両が増えています。


ネット上では、

「90系は面倒」
「マルコホーンは加工必須」

といった断片的な話だけが広まりがちですが、
問題はホーンではなく、
車両側の設計世代の違いです。

80系でポン付けできたのは、偶然ではありません。
同じ感覚で90系に流用すると、
手間が増える――ただそれだけの話です。

マルコホーンに交換して変わったのは「音」だけだった

マルコホーンに交換して、
車の挙動が変わったわけではありません。

加速が良くなったり、
燃費が伸びたり、
運転が楽になったり――
そういう変化は一切ありません。

変わったのは、音だけ。


見た目も変わりません。
ボンネットを開けない限り、
ホーンを交換したことに気づく人はいないと思います。

それでも、
実際に鳴らしてみると違いははっきり分かります。

純正ホーンの「びっ」という軽い音から、
「ファッ」と、少し腰のある音に変わりました。

音量が極端に大きくなった、
という感じではありません。

ただ、
音に芯ができた

それだけで、
「ちゃんと伝わる音」になった気がしました。


試しに、
会社の駐車場で鳴らしてみたことがあります。

周りには何もなく、
音を遮るものもない場所です。

そこで鳴らしたホーンは、
変に響きすぎることもなく、
耳障りでもなく、
きれいに前へ抜けていきました。

純正ホーンでは感じなかった、
音のまとまりのようなものがあります。

それ以上でも、
それ以下でもありません。


ホーンを交換したからといって、
危険な運転をするわけでもありませんし、
むやみに鳴らすようになるわけでもありません。

ただ、

鳴らした一瞬に、
相手に気づいてもらえる音になった

それだけで、
交換した意味はあったと思っています。

マルコホーンは車検に通る?実際に2回通した結果

私の80系ノアでは、マルコホーンのまま2回車検に通っています

指摘もなく、
特別な確認をされることもありませんでした。


そもそも、
マルコホーンは無名の社外品ではありません。

製造しているのは
丸子警報器。
国内で長く自動車用ホーンを作り続けてきたメーカーです。

音量や音質も、
いわゆる「爆音系」ではなく、
保安基準を大きく外れるようなものではありません。


実際の車検でも、

  • ホーンが鳴るか
  • 異常な音量ではないか

その程度の確認で、
それ以上踏み込まれることはありませんでした。

少なくとも、
「ホーンを社外品に替えたからNG」
という扱いは受けていません。


もちろん、
これは「何をしても大丈夫」という話ではありません。

  • 無理な配線加工
  • 明らかに音量を上げすぎる改造
  • 取り付け不良による異音

こういった状態であれば、
話は別です。

あくまで、

正しい取り付けをしたマルコホーン

という前提での話になります。


もう一つ、
安心材料として大きいのが、
元の純正ホーンを簡単に戻せること。

80系ノアの場合、
ポン付けで交換できるため、
万が一不安があっても、
短時間で純正状態に戻せます。

実際、
私はその必要すらありませんでしたが、
「戻せる」という事実だけで、
心理的なハードルはかなり下がりました。


まとめると、

  • 私の車では2回とも問題なし
  • 車検で特別扱いされたことはない
  • 不安要素はホーンそのものより、取り付け方

この3点です。

音が変わる装備だからこそ、
車検は気になるポイントですが、
少なくとも過度に心配する必要はない

それが、
実体験から言える範囲での答えです。

マルコホーンでよくある質問(車検・保証・音量)

マルコホーンに交換すると車検に通らなくなりますか?

私の場合、マルコホーンに交換した状態で2回車検を受けていますが、いずれも指摘されたことはありません。マルコホーンは国内メーカー(丸子警報器)製で、音量や音質も保安基準を大きく外れるものではありません。ただし、明らかに不適切な取り付けや配線加工を行った場合は別なので、正しい方法で取り付けることが前提です。

ディーラー点検や保証に影響はありますか?

ホーン単体の交換であれば、通常の点検や車検で問題になることはほとんどありません。ただし、マルコホーンはトヨタの純正部品ではないため、理論上は「社外品扱い」になります。心配な方は、点検時に元の純正ホーンへ戻せるよう保管しておくと安心です。

音はうるさくなりすぎませんか?

マルコホーンに交換しても、常識的な範囲を超えて「爆音」になることはありません。純正ホーンの「軽い音」から、少し低音の効いたしっかりした音に変わるイメージです。威圧感を出すというより、「きちんと存在を知らせる音」になる、という表現が近いと思います。

プレミアムホーンと迷った場合、どちらを選ぶべきですか?

音そのものに大きな差はありません。トヨタ純正扱いの安心感を重視するならプレミアムホーン、コストを少し抑えつつ同等の音を求めるならマルコホーン、という選び方で問題ないと思います。80系ノア・ヴォクシーであれば、どちらもポン付けできる点は共通です。

80系ノアでマルコホーンを選んだ結論

マルコホーンを選んで、
生活が変わったわけではありません。

運転が上手くなったわけでも、
危険がゼロになったわけでもない。

ただ、
一つだけ確実に変わったことがあります。


それは、
「鳴らした意味がある音」になった、ということ。

純正ホーンが悪いわけではありません。
多くの人にとっては、
あれで十分だと思います。

でも私は、
一度“聞こえなかった”経験をしてしまった。

それだけで、
ホーンに対する考え方が変わりました。


マルコホーンは、

  • 派手ではない
  • 目立たない
  • 交換したことを忘れるくらい普通

それでも、
鳴らした瞬間だけ、
きちんと役目を果たしてくれる

そのバランスが、
80系ノアにはちょうど良かった。


純正オプションのプレミアムホーンでも、
選択としては間違っていないと思います。

ただ、

  • 自分で取り付けたい
  • できるだけシンプルに済ませたい
  • 音だけ、少し変えたい

そう考えた時、
マルコホーンは無理がありませんでした。


ホーンは、
鳴らさないのが一番いい装備です。

でも、
鳴らさなければならない瞬間が来た時
ちゃんと相手に伝わる音であること。

それだけを考えるなら、
80系ノアでマルコホーンを選んだ判断は、
間違っていなかったと思っています。


ホーンは、
鳴らさないのが一番いい装備です。

それでも、
鳴らさなければならない瞬間が来た時、
私はこのホーンでよかったと思っています。

判断の材料として、
使っているものだけ置いておきます。

atch-k | あっちけい
Visual Storyteller/Visual Literature
光は、言葉より静かに語る。

Nikon D500を肩に、街の呼吸を撮り歩き、
写真と言葉を一体化させた 写真詩(Visual Literature) を日々発表しています。

人の姿そのものではなく、
人がいた「余韻」や、空気に残る気配。
そこに、言葉を添えるのではなく、
言葉を写真の後ろに置く。
それが、私のVisual Literatureです。

本業は、物流業界での国際コンテナ船・輸出事務。
現場とオフィスの狭間で、
数字・書類・時間に追われながら、
「記録すること」と「伝えること」の重さを
長年、実務として見つめてきました。

その感覚は、
写真詩だけでなく、レビューやコラムにも流れ込んでいます。
体験を切り取り、構造を整え、
読み物として成立するノンフィクションへ昇華する。
事実を並べるのではなく、
判断と文脈で読ませる文章を心がけています。

長編ノンフィクション
『異世界に行けなかった俺の半生。』(全14章)は、
家庭崩壊、絶望、再起、そして静かな再生を辿った実話。
草思社文芸社大賞2025に応募し、
現在の写真詩表現の源泉を、すべて言葉として書き残しました。

写真詩と文章は、別々の活動ではありません。
どちらも、
光と静寂が立ち上がる瞬間を、記録する行為です。

atch-k | あっちけい
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