カメラをいじっていると、よく「被写界深度(ひしゃかいしんど)」という言葉に出会います。
「呪文かな?」と思いました。
でもこれは、写真の見え方を決める超重要な要素なんです。
目次
被写界深度は「ピントの奥行き」
簡単に言うと、ピントが合って見える範囲の前後の深さのこと。
たとえば教室で、友達を一人撮ったとき、その友達の後ろの黒板までピントが合っているか、それとも友達だけピントが合って後ろはボケているか…これを決めているのが被写界深度です。
浅い vs 深い
- 浅い被写界深度
ピントが合う範囲が狭い。
例:前列の友達だけクッキリで、後ろのクラスメイトはふわっとボケる。
背景をボカしたいポートレートや物撮りでよく使います。 - 深い被写界深度
ピントが合う範囲が広い。
例:修学旅行の集合写真で、前列も後列も校舎も全部くっきり写る。
風景や建物写真など、全体をシャープにしたいときに使います。
どうやって変えられる?
被写界深度は主にこの3つで変わります。
- 絞り(F値)
F値が小さい(絞りを開く)ほど浅く、大きい(絞る)ほど深くなります。 - 被写体までの距離
近づくほど浅く、離れるほど深くなります。
花のアップは背景が大きくボケやすいのはこのためです。 - レンズの焦点距離
望遠レンズほど浅く、広角レンズほど深くなります。
遠くの山を撮る広角レンズは全体がシャープになりやすいです。
まとめ
被写界深度は、写真の中でどこまでピントを合わせるかを決める重要な要素。
浅くすれば主役が際立ち、深くすれば全体がくっきり。
これを自由にコントロールできれば、写真はもっと思い通りになります。

