サンシェードは効果あり?なし?買う前に知っておきたい情報

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真夏の車のドアを開けた瞬間、「うわ!暑っ!」と感じたこと、ありますよね?

車に乗るたび、ハンドルは熱くて握れないし、シートも芯まで温まっていつまでも暑い。
そんな悩みからサンシェードを購入する方も多いと思います。
しかし「そもそもサンシェードって効果あるの?」と気になっているあなた。

ネットを見ると「効果アリ」「効果ナシ」意見はバラバラで、どれが本当なのかわからない。
安いもので済ませるべきか、それともちゃんとしたのを買うべきか、色々迷うかと思います。

この記事では、「サンシェードの本当の効果」や選び方のコツを、わかりやすく解説しています。
読めば、もう迷わずに“快適な夏の車内”を手に入れられるはず。
真夏のドライブを快適にするために、ぜひこの先を読み進めてみてくださいね。

目次

サンシェードは効果あり?なし?

① サンシェードにはどれくらいの効果があるのか?

炎天下に駐車した車両でサンシェードを使用した場合、ダッシュボードの温度が約10度低くなると言われています。

サンシェードは車内全体の温度を劇的に下げるものではなく、直射日光による部分的な温度上昇を抑える効果が主です。
そのため、車内の快適性を向上させるためには、他の対策と併用することが望ましいでしょう。

JAFの実験がとても参考になるので、実験結果を知りたい方は以下のリンクからどうぞ。

② 車内温度はどれくらい変わるのか?

サンシェードを使用することで、多少車内の温度上昇を抑える効果がありますが、その効果は限定的です。
直射日光を遮ることで、ダッシュボードやシートの温度上昇を抑えることができますが、車内全体の温度を大幅に下げることは難しいです。

実際の効果は、使用するサンシェードの種類や材質、車の向きや色、外気温などによって異なります。
一般的には、サンシェードを使用することで、ダッシュボードやハンドルの温度が10度前後低くなるとされています。

ただし、車内全体の温度を快適なレベルに保つためには、サンシェードだけでなく、窓を少し開けて通気を確保したり、エアコンを適切に使用するなど、他の対策も併用することが重要です。

サンシェードは、車内の特定の部分の温度上昇を抑える効果があるが、全体の温度を大幅に下げることは難しいとされています。

③ ダッシュボードの保護効果

サンシェードは、車内の温度上昇を抑えるだけでなく、ダッシュボードやシートなどの内装を保護する効果もあります。
直射日光による紫外線や熱によって、ダッシュボードやシートの色あせやひび割れが生じることがありますが、サンシェードを使用することで、これらの劣化を防ぐことができます。

特に、革製のシートやダッシュボードは、熱によるダメージを受けやすいため、サンシェードの使用が効果的です。
また、ハンドルやシフトノブなど、手で触れる部分の温度上昇も抑えることができ、運転時の快適性が向上します。

サンシェードは、車内の内装を紫外線や熱から保護し、劣化を防ぐ効果があるとされています。

④ 限界と注意点も知っておこう

サンシェードは、車内の温度上昇を抑える効果がありますが、その効果には限界があります。
特に、外気温が非常に高い場合や、長時間直射日光にさらされる場合には、車内の温度が高くなることは避けられません。

また、サンシェードの取り付け方によっては、効果が十分に発揮されないことがあります。
隙間があると、そこから日光が入り込み、効果が減少する可能性があります。

さらに、サンシェードを長時間使用することで、フロントガラスに跡が残る場合があります。
そのため、定期的に取り外して清掃することが望ましいです。

サンシェードの効果には限界があり、正しい取り付けと使用が重要であるとされています。

サンシェードの効果を最大限に引き出す方法

① エアコンと併用してサンシェードの効果アップ

サンシェードを使用することで、車内の温度上昇を抑えることができますが、エアコンと併用することで、さらに快適な車内環境を実現できます。
特に、車に乗り込んだ直後は、サンシェードだけでは車内の温度を十分に下げることができないため、エアコンの使用が効果的です。

エアコンを使用する際には、まず窓を少し開けて車内の熱気を逃がし、その後エアコンを作動させると、効率的に車内を冷やすことができます。
また、エアコンの風向きを調整して、車内全体に冷気が行き渡るようにすることも重要です。

さらに、エアコンの使用時には、外気導入モードと内気循環モードを適切に切り替えることで、冷却効率を高めることができます。
外気導入モードで新鮮な空気を取り入れ、内気循環モードで冷えた空気を循環させると、快適な車内環境を維持できます。

サンシェードとエアコンを併用することで、車内の温度を効率的に下げ、快適な環境を実現できるとされています。

② 駐車場所の工夫で差が出る

サンシェードの効果を最大限に引き出すためには、駐車場所の選択も重要です。
直射日光が当たる場所に駐車すると、サンシェードを使用しても車内の温度上昇を完全に防ぐことはできません。

可能であれば、日陰や屋根のある駐車場を選ぶことで、車内の温度上昇を抑えることができます。
また、建物の影になる場所や、木陰なども効果的です。

さらに、車の向きを工夫することで、直射日光の影響を軽減できます。
例えば、フロントガラスを日陰に向けて駐車することで、ダッシュボードやハンドルの温度上昇を抑えることができます。

駐車場所や車の向きを工夫することで、サンシェードの効果を高めることができるとされています。

③ 通気性を確保するポイント

サンシェードを使用する際には、車内の通気性を確保することも重要です。
完全に密閉された車内では、温度が急激に上昇し、サンシェードの効果が十分に発揮されない場合があります。

窓を少し開けておくことで、車内の熱気を逃がし、温度上昇を抑えることができます。
ただし、防犯上の観点から、窓を開ける際には注意が必要です。

また、車内に換気グッズを設置することで、通気性を向上させることができます
。例えば、ソーラー式の換気ファンを使用することで、車内の空気を循環させ、温度上昇を抑えることができます。

車内の通気性を確保することで、サンシェードの効果を高め、快適な環境を維持できる

④ サンシェードの選び方で変わる効果

サンシェードにもいろんな種類がありますが、どれを選ぶかで効果が変わってきます。
素材やサイズ、取り付けやすさなど、細かい違いが積み重なることで、実際の使い心地や冷却効果に差が出るんです。

たとえば、アルミ蒸着シートを使ったタイプは、反射性が高くて熱をはじき返す性能が高め。
逆に、布タイプやメッシュ素材のものは遮光性には優れていても、熱の遮断効果では少し落ちます。
遮光性重視なのか、断熱重視なのか、自分の使い方に合わせて選びたいところです。

また、車の窓サイズにピッタリ合っているかどうかも重要です。
大きすぎると取り付けが面倒、小さすぎると日差しをカバーしきれない。
最近は吸盤タイプや、ジャバラ式で簡単に畳めるタイプもあって便利です。

効果的なサンシェード選びは、素材・サイズ・取り付けやすさの3点をしっかり確認することがカギ
カー用品店で実物を確認するのが理想ですが、Amazonや楽天でもサイズ確認さえちゃんとすれば問題ないですよ。

⑤様々なサンシェードの中でも、ロール式サンシェードは使い勝手がいい

数あるサンシェードの中でも、ロール式サンシェードは使い勝手と効果のバランスに優れているアイテムです。
最大の特徴は、必要なときにサッと引き出して使え、使わないときは巻き取ってスマートに収納できる点。
毎回取り外す手間がなく、装着しっぱなしでOKなのが忙しい人にはかなり便利です。

最近は断熱性やUVカット性能が高い素材を採用したロール式モデルも増えており、見た目もスタイリッシュ。
車の内装にもなじみやすく、取り付けたままでも気にならないデザインが多いです。

私は「シンシェード」というロール式の常時設置型サンシェードを使用しています。
ワンタッチで操作できるのは本当に便利なので、気になる方は以下の記事を読んでみてくださいね。

⑥ 100均でも効果はある?

結論から言うと、100均のサンシェードにもある程度の効果はあります。
ただし、長時間の駐車や真夏の炎天下では、やはり専用品に比べると効果は弱いです。
とはいえ、「とにかく何かで日差しを遮りたい!」という用途には十分対応できます。

100均の製品は薄くて軽く、手軽に取り扱える反面、断熱性や耐久性はやっぱりそれなり。
でも、ちょっとした買い物や短時間の駐車なら、これで十分温度上昇を抑えられるので、コスパ的には悪くないんですよね。

特に、サイドガラス用やリアガラス用の小さめなサンシェードは、100均でも種類が豊富で便利です。
子どもの日よけや、車中泊時の目隠しにも使えます。
実際に我が家もサイド用にはダイソーのものを使ってますが、問題なく活躍してくれてます。

100均のサンシェードでも短時間の使用なら十分役に立つし、試しに使ってみるにはちょうどいい選択肢。

最近は、「傘型のサンシェード」も使い勝手がいいと言われています。
「傘型サンシェード」については、以下の記事で詳しくレビューしています。

⑦ 実際に使って感じたメリット

実際にサンシェードを使ってみると、やっぱり「車に乗り込んだ瞬間の不快さ」が減ります。
とくにダッシュボードやハンドルが熱くなりすぎないだけでも、運転を始める気分がずいぶん違うんですよね。

エアコンの効きも良くなるのが大きなポイント。
サンシェードで日差しを遮っておくと、エアコンの立ち上がりが早くて、冷えるまでの時間が短く感じます。
結果的にガソリンの節約にもなってる気がします。

また、内装の劣化防止も意外と大切。
プラスチック部品やレザーシートが熱で痛むのを防げるので、車を長くきれいに使いたい人にはうれしいポイントです。
見た目だけじゃなく、中古で売るときの価値にも関わってきますしね。

サンシェードを使って感じる最大のメリットは、快適性の向上と内装保護の両立という点だと思います。

⑧ 子ども・ペットの熱中症防止には不十分

大事なポイントですが、サンシェードは決して「命を守る道具」ではありません。
炎天下における車内温度の上昇は、サンシェードを使っていても想像以上に早いです。
JAFの実験でも、たった15分で車内が40度以上になることが確認されています。

サンシェードで若干温度上昇を和らげたとしても、子どもやペットを車内に残すことは絶対にNGです。
窓を少し開けたり、エアコンをつけたままにしたとしても、万が一のことを考えると完全に危険な行為と言えます。

特に小さな子どもは体温調整がうまくできず、ペットは暑さに対してとても敏感。
短時間なら大丈夫だろうという油断が、取り返しのつかない事態を招くこともあるのです。

サンシェードを使用していても、子どもやペットを車内に残すのは絶対に避けるべき
それが鉄則です。

まとめ|サンシェードの効果と選び方のポイント

ここまで、サンシェードの効果や選び方について詳しく解説してきました。
以下の表に、主なポイントを簡潔にまとめましたので、ご参考ください。

項目内容
効果の有無車内温度の上昇を抑える効果あり。特にダッシュボードやハンドルの温度上昇を防ぐのに有効。
素材の違いアルミ素材は反射性が高く、熱を遮断しやすい。布やメッシュ素材は遮光性に優れるが断熱性はやや劣る。
サイズとフィット感車種に合ったサイズを選ぶことで、効果を最大限に発揮。
100均製品の使用短時間の使用や簡易的な対策としては効果あり。ただし、長時間の駐車には専用品が望ましい。
注意点サンシェード使用中でも、子どもやペットを車内に残すのは危険。短時間でも避けるべき。

さらに、JAFの実験によると、サンシェードを使用することで車内温度が約5度下がり、ダッシュボードの温度は最大で20度以上低下することが確認されています。
これは、車内の快適性を保つだけでなく、内装の劣化防止にもつながります。

最新のサンシェードには放射冷却技術を採用した製品も登場しており、炎天下でも日陰のような涼しさを実現することが可能かもしれません。

このように、サンシェードは夏のカーライフを快適にするための必須アイテムです。
適切な製品を選び、正しく使用することで、その効果を最大限に引き出すことができますよ。

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