
こんにちは。
私のエッセイへようこそ。
ここで何を書きたいのかっていうと、それは俺のカメラ遍歴。
もちろんカメラ初心者なので、大した歴史は無い。
というか、ほとんど無い。
じゃあ何の遍歴を語るんだよ。と言われればそれはカメラ遍歴だ。
いや、何の哲学だこれは。
ま、そんなわけで気楽な感じで読んでもらえると嬉しい。
初めて手にしたデジカメは富士フイルム FinePix F10
時は2005年。
当時は第一次Blogブームみたいな流れがあって、私もそんな波に乗ってブログを書いていた。
飼っていた猫のブログをね。
猫ブログとなれば、当然写真が必要になる。
で、FinePix F10を買ったわけ。
値段は4万そこそこだった気がする。
このカメラを使って、とにかく飼っていた猫の写真を撮りまくった。
でも構図なんて知らないから、撮影した写真は超適当。
多少ピンぼけしてても、容赦なくブログにアップしていた。
夜の撮影では、真正面からフラッシュを焚くもんだから、猫の目はいつも赤く光っていたね。
良い思い出だよ。
そのうちブログにも飽きて、写真もほとんど撮らなくなり、持ち主が触らなくなったFinePixF10は埃を被り始めた。
その後結婚して子供が生まれるんだけど、写真なんて写メで十分だし、子供の動画撮影の方が重要だ!
ってことで、主にデジタルビデオカメラによる動画の撮影に変わった。
長い年月を経て購入した一眼レフカメラNikon D5300

デジタル一眼レフカメラは、前から欲しいとは思ってたんだよ。
誰だって写真を撮るなら、綺麗な写真を撮りたいって思うよね。
それと一緒。
2023年くらいから新たなブログを始めていたので、ブログで紹介する商品撮影用としてメルカリで買ったのが、Nikonの一眼レフエントリー機D5300だった。
なんでNikon?なんでD5300?と思うかもしれない。
理由は簡単で、昔Nikonのデジタル一眼レフに憧れていたのと、価格的に手頃で高機能だったから。
この選択は今考えても、大成功だったと思う。
でも、購入してしばらくは使い方がよくわからないし、スマホのカメラ(iPhone13 ProMax)でも綺麗に撮影できたので、D5300に触る機会はなかった。
買っただけで満足しちゃったんだろう。
Nikon D5300については、以下で詳しく記事にしています。
物撮りで目覚めたカメラ熱
ある日思い出したようにD5300を使って、物撮りしてたんだよ。
結構張り切ってさ。
でもカメラの勉強なんて全くしてないから、うまく撮影できるわけがない。
うーん。一眼レフカメラって難しいな。
ならフィギュアを撮影したい時は、カメラをどう設定したら良いのよ?
ここからやっと真面目にカメラを勉強し始める。
なんとしても「葬送のフリーレン」のフィギュアを綺麗に撮りたい。
近所のダイソーに行って、安いスタンド照明と背景用の壁紙を購入。
「背景をぼかす」っていうのがカッコ良く見えたので、オート撮影を封印し人生初の「F値」開放に挑戦。
Youtubeやブログ記事を参考に、何度も撮影していると…素人ながら、ん?これ良くね?という写真を撮影することができた。

少しうまく撮影できると欲が出る。
今度はコロンの瓶を綺麗に撮影するため、本格的に機材を買い始める。
購入したのは、背景用スタンド、撮影用背景布2m×3m(白・黒)、LED照明2機、アクリル板(白・黒)、レフ板、俯瞰撮影用スタンド。
次から次へと。

そして付属レンズだけでは我慢できなくなり、ついにマクロレンズを購入。
「タムロン SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 」
通称タムキュー。

聞いて驚いて欲しい。
マクロレンズを調べまくって買ったのに、
俺のカメラじゃオートフォーカスが動かねえんだ!
オラびっくりしちまったぞ!
初めて買ったレンズは、初心者にマニュアルフォーカスを強いる曲者レンズだった。
始まったレンズ沼。減り続ける小遣い。
マニュアルフォーカスのマクロレンズは苦痛だった。
しかもフルサイズの90mmなので、私のD5300だと撮影距離がやたら長い。
そんなに広くねえんだよ。私の6畳間はよ。
そんなに気が長い性格ではない私に、MFのレンズを長く使い続けることなんてできるはずもない。
次に手を出したのは、Nikonのマクロレンズ「Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」

ASP-C用40mmマクロレンズは、当然の様にオートフォーカスを使った撮影が出来た。
私の6畳間でも快適に撮影できる、素直でとても良いレンズだった。
このレンズを使ってとにかく物撮りしまくった。
カメラが楽しくなってきた瞬間である。


このレンズ「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」は、あまりにも使い勝手が良すぎたので、主力レンズとして活用することにした。
風景を撮影するのも、花を撮影するのも、物撮りするのもこの一本。
何て万能。何て良いレンズなんだ。手振れ補正は付いていないんだけどね。
初めて買った「タムキュー」がマニュアルフォーカスだった事に比べれば、手振れ補正が無いなんて些細なことだ。
望遠が欲しい。広角も欲しい。なら高倍率ズームレンズだな
一眼レフカメラによる撮影が楽しくなってくると、今度は外に出て写真を撮りたくなる。
ただ、その都度レンズを交換する様なカメラの使い方は怖い。
だって埃やゴミが入りそうだし。
ネットで調べていると出てきたのが「高倍率レンズ」という言葉。
この高倍率レンズ。
なんと広角域から望遠域までを、一本のレンズでカバーしてしまうという超便利レンズだった。
更に調べた結果、俺は2本のレンズにたどり着いた。
SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM

最初に購入した高倍率レンズは、シグマの「18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM」
中古品を購入してから気付いたんだけど「MACRO」の文字が無い。
私が欲しかったのは「18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」
やっちまった。これMACROが付いていない古いやつだ。
しかも、私が使っているNikon D5300との相性が最悪で、何をやってもカメラがレンズを認識しない。
具体的にはAFが使えないのだ。またかよ。
ここから販売元と話し合いスタート。
とりあえず一度カメラ販売業者に見てもらってくれとの事だったので、近所のカメラのキタムラへ持ち込んだ。
すると、相性の問題かレンズの問題かはわからないが、間違いなく不具合がでているとの回答。
念のためシグマにもメールで聞いてみると、不具合っぽいけどもうパーツも無いし、修理どころか清掃も不可との事だった。
これ完全に詰んだよね。
販売元に返品を了承してもらい、僅か3日でお別れする事になった。
さらばシグマ。
TAMURON 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO

シグマ 18-250mmのレンズと悲しいお別れをしたのも束の間、早々に次のレンズを探し始めた。
候補に上がったのは「SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」と、「TAMURON 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO」の二つの高倍率レンズ。
ネット上の評価は見事に二分割。要は好みの問題ってこと。
ただ、SIGMAのシャープな表現は好みなものの、返品した経緯がある手前尻込みした。
あの面倒なやり取りがフィードバックしてくる。
となればもう決まった様なもの。
広角側も望遠側も少し広い「TAMURON 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO」を購入することに決めた。
ついに購入!Nikon APS-C一眼レフカメラ D500

使っていたD5300に不満があったわけではない。
むしろ基本的なカメラの使い方を教えてくれたD5300には感謝しかない。
しかし…カメラを知り始めてしまうと、どうしても良いカメラが欲しくなる。
購入に踏み切る条件は3つ。
- レンズ資産が無駄にならない、FマウントのNikon APS-C機
- カメラボディにAFモーター内蔵
- ショット数の少ない中古品
予算は10万程度を想定。
ネットでの評判を調べまくり、最終的にNikonのD7500とD500の2機種に絞ることにした。
購入する先はメルカリだ。
購入に踏み切るためには、価格交渉するしかない。流石に10万円以上は出せない。
俺はD500とD7500の売主に対し、予算内に収める為の価格交渉を開始。
返事を待つこと三日…。価格交渉に応じたのは、D500の売主だった。
かくして、憧れのAPS-Cフラッグシップ機「D500」を手に入れた俺は、ついにカメラ沼に両足を踏み入れたのだ。
今の俺は、生活の中心にカメラが存在している状態だ。
平日は仕事をしながら撮影スポットを下調べし、休みの日には撮影に出かける。
家では買い集めたカメラのテクニック本を読み、撮影技術やレタッチ技術を学ぶ。
いつの日か、D500を使いこなす日を夢見て、PDCAを回すのだ。